ウォッシュタイプの種類と特徴は?ぎゅうぎゅうミルクがわかりやすく解説!
皆さんはウォッシュタイプのチーズを食べたことがありますか?クセのある匂いが特徴なので、食べたことのない方もいるかもしれません。しかし、意外にもその味わいは穏やかなんです。
この記事ではぎゅうぎゅうミルクが、ウォッシュタイプの種類と特徴について解説していきます。
そもそもウォッシュタイプチーズとは?
ウォッシュタイプとは、修道院で作られ始めたチーズのこと。熟成のため表面に特殊な菌を植えつけますが、塩水や地酒で外皮を洗いながら熟成させて作られます。だから「ウォッシュ」というのですね。
ツンと鼻を刺すようなクセのある匂いが特徴で、フランスで多く作られているチーズです。匂いは強いですが、味わいは穏やかなんですよ。
熟成が進むほど匂いは強くなり、3~4ヶ月熟成させると、少しアンモニア臭がしてきて、塩味が濃く、ほろ苦くなっていきます。とろりとしたクリーミーな味わいが楽しめます。
反対に2か月未満ほどのものは、旨味は少なくなりますが、ウォッシュタイプ特有の干し草や、わらのような香りも少ないですよ。
ウォッシュタイプ‐チーズ4選!
ポン・レヴェック
修道院のチーズとして12世紀頃に登場しました。むちむちとした弾力があり、香りも穏やかで食べやすいですよ。
マンステール
ドイツに近いアルザス地方で、修道士により7世紀頃から作られている歴史のあるチーズ。匂いは強いですが、味はマイルドなのが特徴です。
リヴァロ
表皮は乾いていて、強い匂いが特徴。指で押して沈むくらいの熟成具合が食べ頃です。このチーズは側面に紐がついていますが、これは型崩れ防止のためだと言われています。
タレッジオ
イタリアのタレッジオ渓谷生まれのチーズ。刺激臭がなく、ほのかな酸味が特徴です。
ウォッシュタイプとは強い匂いと穏やかな味が特徴のチーズのこと!
いかがでしたか?そのクセのある強い匂いから敬遠する方もいますが、匂いの弱い食べやすいものもあるんですよ。
食べたことがない方は、まずはクセの強くない種類からぜひ試してみてくださいね。
※画像はイメージです。
※「おいしいチーズの本─THE BOOK OF CHEESE─」に掲載した内容を再編集しています。
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