すももの種類や選び方は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

皆さんはすももを食べたことがあるでしょうか?りんごやバナナなどと比べると、すももは「よく食べる果物」ではないかもしれません。しかし、すももは甘味と程よい酸味がとてもおいしい果物なんですよ。

この記事ではお宝食材探検隊が、すももの種類や選び方について解説していきます!

すももの種類は?プラムやプルーンとの違いは?

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「すもも」「プラム」「プルーン」、この3つの違いを皆さんはご存知でしょうか?
そもそもすももは世界で1000種類以上あり、ニホンスモモ、セイヨウスモモ、アメリカスモモに分けられます。

まず、プルーンはセイヨウスモモの一種です。ニホンスモモは日本が原産で、万葉集にも登場するほど古く、一般的に「すもも」と言えばこのニホンスモモのことを指します。これが明治になると海を渡り、アメリカで品種改良が行われます。そして大正になると、それが「プラム」という名前で再び日本に戻ってきたのです。
すももの種類の違いは、このような歴史によって生まれていたのですね。

すももの選び方は?

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すももの皮についている白い粉、これを農薬などと勘違いしてしまう方もいますが、実はこの白い粉が新鮮な証拠!皮の表面を白い粉が覆っていて、皮の色が鮮やかなものを選ぶのがオススメです。またすももは追熟(収穫後に時間を置いて熟させること)する果物で、完熟すると香りが強くなるので、香りにも注目して食べ頃を判断してみてくださいね。
また、未熟の硬いものはジャムづくりに適していますよ。

すももはニホンスモモのこと!

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すももはニホンスモモ、プルーンはセイヨウスモモ、プラムはニホンスモモがアメリカで品種改良されたものです。白い粉がついていて、皮が鮮やかな色をしているものを選んでみましょう。
種類は少し複雑ですが、皆さんもぜひ色々なすももを味わってみてくださいね。

※画像はイメージです。
※「THE BOOK OF FRUIT おいしいフルーツの本」に掲載した内容を再編集しています。