パニーニとはどんなもの?ホットサンドとの違いは?サンドイッチ8世がわかりやすく解説!

イタリアのローカルフードの一つ「パニーニ」。具材をサンドしたパンを鉄板で挟み焼きにする料理なのですが、ホットサンドとの違いをご存知でしょうか。

この記事ではサンドイッチ8世がパニーニの特徴や、ホットサンドとの違いについて解説していきます。

そもそもパニーニとは?

画像素材:iStock

パニーニとはイタリアで生まれた温かいサンドイッチのこと。パンにハムやチーズを挟み、専用の波型の鉄板で焼くのですが、これによりパンの表面に縞模様の焼き目がつくのが特徴です。

一般的にパニーニには「チャバタ」と呼ばれるイタリアの伝統的なパンが使われます。イタリア語で「スリッパ」の意味を持つ通り、スリッパのような形をしているのが特徴で、牛乳やバターなどの乳製品を使わない非常にシンプルなパンです。焼くと表面はカリッと、中はもっちりと仕上がるのが魅力で、パニーニにもぴったりのパンなのです。

ちなみに、日本では「パニーニ」という単語で定着していますが、実は「パニーニ」とは複数形。単数形は「パニーノ」と言うので覚えておきましょう。

ホットサンドとの違いは?

画像素材:iStock

では日本で定番のホットサンドとはどんな違いがあるのか。まず一つ違いとして挙げられるのは、使われる器具にあります。メーカーにもよりますが、一般的にパニーニに使われる専用の鉄板は波状になっていて、焼いたときにパンの表面に縞模様の焼き目がつくのが特徴です。

また、使用するパンの種類にも違いが。先ほどもご紹介した通り、パニーニには「チャバタ」というパンが使われ、鉄板で挟み焼きにするともっちりと仕上がります。一方ホットサンドには食パンが使われていて、焼くとサクッとした食感が楽しめます。

パニーニとはイタリアのホットサンドのこと!

画像素材:iStock

パニーニとはイタリア版のホットサンドのこと。とは言っても、私たちに馴染みのあるホットサンドとは見た目も食感も異なり、それぞれ違った魅力を秘めています。日本でもパニーニを取り扱っているパン屋があるので、気になる方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

※画像はイメージです。