ウィンナーシュニッツェルとはどんなもの?フードマニア編集部がわかりやすく解説

オーストリアの名物料理・ウィンナーシュニッツェルをご存知でしょうか。もしかしたら聞いたことがある人もいるかもしれませんが、名前からはどんな料理なのか想像がつきにくいのも事実。

この記事ではフードマニア編集部がウィンナーシュニッツェルの特徴や、よく似たミラノ風カツレツとの違いについて解説していきます。

そもそもウィンナーシュニッツェルとは?

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ウィンナーシュニッツェルとはオーストリア・ウィーン風のカツレツのこと。薄く叩いた仔牛肉にきめの細かいパン粉をつけて、バターやラードなどで揚げ焼きにした料理で、主にレモンなどが添えられます。お皿からはみ出してしまいそうなほど大きなものが多いですが、薄く作られていることに加え、細かいパン粉を使用することで油の吸収が抑えられているため、見た目に反して食べやすいのが特徴です。

また、仔牛肉で作られるのが一般的ですが、豚肉や鶏肉のシュニッツェルを提供しているお店もあります。その場合は「豚肉の」「鶏肉の」と表記されていることがほとんどです。

ミラノ風カツレツとの違いは?

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よく似た料理にミラノ風カツレツがありますが、ウィンナーシュニッツェルとの違いは衣にあります。ミラノ風カツレツも同様にきめの細かいパン粉を使用するのですが、そこに粉チーズを加えているというのがウィンナーシュニッツェルとの違い。パルメザンチーズの香りでコクがプラスされた、イタリアの定番料理の一つです。

イタリアだけでなく、ドイツやイスラエル、北欧、アジア圏などシュニッツェルは今や世界各国で親しまれている料理です。「所変われば品変わる」とはよく言いますが、地域によってはシュニッツェルにクランベリージャムを添えたり、グレイビーソースをつけて食べる場所もあります。

ウィンナーシュニッツェルとは薄くのばした仔牛肉のカツレツのこと!

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ウィンナーシュニッツェルとはオーストリアを代表する名物料理の一つで、薄く叩きのばした仔牛肉をバターやラードで揚げ焼きにしたもののこと。とんかつや牛カツと似ているようですが、食べてみるとその違いがハッキリと実感できるはず。日本でも提供しているお店はたくさんあるので、ぜひ試してみてくださいね。

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