鹿児島の素材をそのまんま！姫甘海老(ヒメアマエビ)を使用した『薩摩煎餅やまとや』のせんべいをフードマニア編集部がご紹介！

『薩摩煎餅やまとや』という鹿児島のせんべい屋をご存知でしょうか。創業以来ずっと手作業での素焼きにこだわるこのお店では、鹿児島の食材を使ったシンプルで美味しいせんべいを販売しています。

この記事では、フードマニア編集部が『薩摩煎餅やまとや』のせんべいの中でも、鹿児島の海で獲れる「うんまか深海魚」姫甘海老を使用したものを2種解説していきます。

そもそも『薩摩煎餅やまとや』ってどんなお店？

『薩摩煎餅やまとや』とは鹿児島で創業したせんべいの専門店。海の幸・山の幸に恵まれた鹿児島の、「美味しいもの」を味わってほしいという想いから、地元食材の味を活かしたせんべいを販売しています。

主原料に鹿児島県産の食材を使用しているのはもちろんのこと、なんと調味や焼き方までもこだわり抜かれているのが、『薩摩煎餅やまとや』のせんべいの魅力。

まず、食材の旨味をそのまま届けるために、調味料は最小限に。またせんべいの主原料であるキビナゴやエビは自然のものであるがゆえに、季節ごとに水分量に差があり、機械で単一的に焼き上げると品質にバラつきが生まれてしまいます。そのため、『薩摩煎餅やまとや』では1枚1枚職人によって手作業で焼かれていて、同じ形のものは一つとしてありません。

ちなみに、素焼きにこだわっているのも、素材の良さを存分に味わってもらいたいから。一般的なせんべいは揚げることで旨味を補っているものもありますが、「そのままの味」にこだわる『薩摩煎餅やまとや』のせんべいには、それは不要なもの。こうした努力によって、鹿児島の味そのままの美味しいせんべいが生まれるのです。

姫甘海老(ヒメアマエビ)とは？

では『薩摩煎餅やまとや』でもよく使用されている「姫甘海老」とはどんなものなのでしょうか？
実は姫甘海老は鹿児島湾の深海で漁獲される、甘みの強いエビのこと。標準和名はヒメアマエビです。「とんとこ網漁」という、伝統的な漁法で水揚げされます。

鹿児島湾で獲れる「うんまか深海魚」の一つとして知られていて、かつては網にかかってもそのまま海上投棄されることがほとんどでしたが、その美味しさから、こうして商品にも使われるようになった海の幸なのです！

『薩摩煎餅やまとや』の姫甘海老を使ったせんべいの内容は？

姫甘海老

鹿児島県産の姫甘海老を使用した、お店自慢の一品。なんとせんべい1枚に姫甘海老を5尾も使用しているというこだわり！
エビの香りと旨味をたっぷり堪能できるエビせんべいです。

海老踊り

こちらも貴重な姫甘海老を使った商品。鹿児島県産の生エビを30～50％も配合した「エビせんべい」に、姫甘海老をトッピング。
エビの香りがふわっと香る、病みつきになる美味しさですよ！

『薩摩煎餅やまとや』の姫甘海老を使ったせんべいを楽しもう！

『薩摩煎餅やまとや』のせんべいは、どれも素材の旨味を味わうために1枚ずつ手間暇かけて作られた逸品。鹿児島湾で獲れる「うんまか深海魚」姫甘海老をふんだんに使用したものもあるので、気になる方はぜひ店舗又はオンラインストアで購入してみてはいかがでしょうか。

協力：薩摩煎餅やまとや、かごしま深海魚研究会