カベルネ・ソーヴィニヨンとは?どんなワインになるの?ワインざんまいがわかりやすく解説!

世界で最も有名なワイン用のブドウ品種として名前の挙がる「カベルネ・ソーヴィニヨン」。名前は聞いたことがあっても、具体的な特徴は分からないという方もいるでしょう。

この記事ではワインざんまいが、カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴や、その風味について解説していきます。

そもそもカベルネ・ソーヴィニヨンとは?

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カベルネ・ソーヴィニヨンとは、世界各国でつくられている最もポピュラーな赤ワイン用のブドウ品種。その他にはない重厚で優雅な味わいから、「赤ワイン品種の王様」とも呼ばれています。
赤ワイン用のブドウ品種の中でもとりわけ栽培が容易とされていて、最低限栽培の条件が満たされていれば、きちんとその土地に根付いてくれるという特徴があります。

元々はフランス・ボルドー地方が原産の品種ですが、現在はイタリア、アメリカ、チリなど幅広い地域で栽培されています。寒さに弱いため、日照時間が長く温暖な環境が栽培に適しているんですよ。天候に左右されるため、他の品種とブレンドされることも多いです。

どんなワインになる?

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カベルネ・ソーヴィニヨンで造られたワインは、タンニン(渋み)が豊富で、重厚な味わいに仕上がります。渋さと酸味のバランスも良く、力強さや飲みごたえもあるため、最も「赤ワインらしい」赤ワインと言えるでしょう。
どっしりとした深みのある赤ワインなので、牛肉との相性が良く、コース料理のメインディッシュと一緒に飲むのに相応しいワインです。

また、熟成することで味わいが大きく変化するのもカベルネ・ソーヴィニヨンの特徴。若いうちはカシスの風味や渋みが強い、ボリュームのある飲み心地ですが、熟成が進むにつれてまろやかになって、独特の深い旨味や複雑な香りが生まれるんですよ。

カベルネ・ソーヴィニヨンは重厚な味わいが特徴のブドウ品種!

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カベルネ・ソーヴィニヨンの魅力は、その赤ワインらしい重厚で力強い味わいにあります。産地によってブレンドされる品種や割合はさまざまなので、ぜひお好みの1本を見つけてみてくださいね。

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