ウォータードリップとはどんなもの?どうやって淹れるの?カフェレス子がわかりやすく解説

ハンドドリップやフレンチプレスなど、数あるコーヒーの淹れ方の中でも、ウォータードリップという名前は聞き覚えがない方も多いのではないでしょうか?「水出しコーヒー」、「コールドブリューコーヒー」と呼ばれる、湯ではなく水で抽出する方法のひとつがウォータードリップです。

この記事ではカフェレス子が、ウォータードリップの特徴や淹れ方についてわかりやすく解説していきます。

そもそもウォータードリップとは?

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ウォータードリップとは、コーヒーの粉に上から冷水を一滴一滴落としてゆっくり時間をかけて抽出する方法。ドリッパーの種類によっては、なんと8時間もの時間をかけて抽出するものもあるんですよ。

冷水で抽出するので、マイルドなコーヒーに。温めてホットにしたり、氷を入れてアイスでもその優しい味わいを楽しめます。コーヒーの抽出に時間がかかるのが難点ですが、苦みやえぐみを抑えた、すっきりとした味わいが特徴です。

ウォータードリップの歴史は?

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ウォータドリッパーは、昔のインドネシアで発明されました。当時インドネシアでロブスタ種のコーヒー豆を栽培していましたが、ロブスタ種のコーヒーは苦みが強いので、それをなんとか苦くないように飲むために発明されたのがこのウォータードリッパーだったのです。

ウォータドリップの淹れ方は?

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水出しコーヒー、コールドブリューコーヒーは、ティーバックの袋のような目の細かい袋にコーヒー粉を入れ、その袋を筒形ポットに入れ、水で満たして冷蔵庫でひと晩置いて抽出する方法があります。

ウォータードリップは専用のウォータードリッパーでの抽出方法もあります。まず、コーヒー粉はやや粗めに。水はなるべく冷水を使います。

フィルターにコーヒー粉をセットしたら、全体が湿るくらいの水を入れてマドラーやヘラなどでかき混ぜ、まんべんなく湿らせてください。それから水タンクをセットし、一滴一滴ゆっくりと抽出をスタート。

水の温度変化を避けるために、夏は水タンクに氷を入れる工夫もしましょう。上部の水タンクからすべての水が落ちきったら、抽出完了です。

ウォータードリップとは、コーヒーを一滴一滴上から落として時間をかけて抽出する方法のこと!

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ウォータードリップとは、コーヒーの粉を専用の機械にセットして、一滴一滴上から落としてゆっくりと時間をかけて抽出する方法のこと。

抽出にとても時間がかかってしまう分、苦みやえぐみを抑えたすっきりとした味わいを楽しむことができるんです。一度は本格的なカフェや喫茶店に足を運んで、ウォータードリップのコーヒーを楽しんでみてはいかがでしょうか?

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