五香粉(ウーシャンフェン)とはどんなもの?どうやって使えばいいの?フードマニア編集部がわかりやすく解説
みなさんは五香粉(ウーシャンフェン)をご存じですか?中国を代表とするミックススパイスで、五香という名前だけあって、八角(スターアニス)や花椒(ホアジャオ)や山椒、肉桂(シナモン)や丁香(クローブ)、ウイキョウ(フェンネル)の種などから、主に5種類のスパイスをブレンドして作られるんですよ。
この記事ではフードマニア編集部が、五香粉(ウーシャンフェン)の特徴や使い方をわかりやすく解説していきます。
そもそも五香粉とは?
五香粉(ウーシャンフェン)とは、主に中国やベトナムなどのインドシナ地域で使われることが多い、中国の代表的なミックススパイスのこと。
名前の通り、5種類のスパイスを使われることが多いのですが、この5種類の内容は厳密に決まっているわけではないんです。花椒(ホワジャオ)もしくは山椒、丁香(クローブ)と肉桂(シナモン)の3種類と、八角(スターアニス)、ウイキョウ(フェンネル)、陳皮(ちんぴ)のうち2種類、合わせて5種類を混ぜて作られるのが一般的なんですって。
地方によって違うスパイスが使われたり。配合もそれぞれ違うので、その種類は数えきれないほどあるんですよ。日本でいう七味唐辛子といえますね。
五香粉の味や香りは?
江東料理や四川料理に広く使われている五香粉は、料理に少し使うだけで中国料理独特の華やかな香りに仕上がるんです。香りを確かめてみれば、肉桂(シナモン)や八角(スターアニス)などから醸し出される独特な甘み、山椒やウイキョウ(フェンネル) の持つ鼻に抜ける爽やかさからくる、エキゾチックな香りを味わうことができますよ。
五香粉はどうやって使うの?
肉や魚、野菜などのいろいろな素材と相性のいい五香粉は、唐揚げなどの揚げ物や肉野菜炒めなどの炒め物への風味付けや、豚肉や鶏肉などのお肉料理の下ごしらえに使ったり、マリネ液やソースを作ったりと、幅広く使えるのがとっても魅力なんです。お肉やお魚などの臭みけしにももってこいですよ。
五香粉(ウーシャンフェン)とは、中国を代表するエキゾチックな香りのミックススパイスのこと!
五香粉(ウーシャンフェン)とは中国を代表するミックススパイスのことで、花椒や山椒、 丁香(クローブ) や 肉桂(シナモン) 3種類と、 八角(スターアニス) 、 ウイキョウ(フェンネル )、 陳皮(ちんぴ) のうち2種類、合計で5種類のスパイスをミックスして作られるんです。
スーパーのスパイス売り場にはメーカーの違う香辛料が並んでいて、それぞれ配合や材料にも違いがあるので、香味を比べてみるのも楽しいですね。
※画像はイメージです。
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