ラーメンだけじゃない?!博多に行ったら食べたい「博多うどん」の特徴は?和道一筋がわかりやすく解説!

皆さんは、博多のご当地グルメと言われて何を思い浮かべますか?博多ラーメンや明太子などが有名ですが、「博多うどん」も忘れてはいけません!「博多の〆はうどん」と言われるほど、福岡県民に親しまれているんですよ。

この記事では、「博多うどん」の特徴やその魅力ついて、和道一筋がわかりやすく解説していきます。

そもそも博多うどんとは?

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博多うどんはコシがなく、口当たりが柔らかいのが特徴。小麦に練り込む水の量が多い「多加水」の製麺技術を使うことで、柔らかい食感を生み出しています。また出汁は、いりこをベースにサバやアゴ、昆布などを加えたものが一般的。九州産の甘めの薄口醤油で味付けされているため、スルスルと入る麺と同時に優しい風味が広がります。

うどんと言えば四国が有名ですが、実は貿易の窓口として商いが盛んに行われていた博多が発祥の地なのです。鎌倉時代に僧侶が宗(中国)から製法を持ち帰って作ったのが始まりと言われています。その後、博多の忙しい商人も食べやすいよう「茹で置き」の柔らかい麺が普及し、博多うどんとして広まりました。

博多うどんの具材は?

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博多うどんはさまざまな種類がありますが、「ごぼう天」や「丸天」は中でも人気。「ごぼう天」はゴボウの天ぷらやかき揚げをトッピングしたもので、パリっとした食感と博多うどん特有の醤油風味のだしの組み合わせはたまりません。

「丸天」は、揚げた魚の練り物を具材とするもので、丸い形状が特徴です。福岡では「ごぼう天」同様に県民にとって欠かせない、ソウルフード的存在で、どんぶりに合わせて丸い形にしたのが始まりと言われています。ちなみに、四角く揚げたものは「角天」と呼ばれ、スーパーにも売られています。

博多うどんは軟らかい食感が特徴!

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博多うどんはコシのない柔らかい食感が特徴で、優しい風味の出汁が楽しめます。「ごぼう天」や「丸天」などのトッピングの人気が特に高く、博多のファストフードとして親しまれています。皆さんも、博多に訪れた際はぜひ試してみてくださいね。

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