実はもう“5円チョコ”じゃない!袋入りのみ?「ごえんがあるよ」をチロルチョコマニアが徹底解説

その昔、駄菓子屋でよく発見したであろう“5円チョコ”こと「ごえんがあるよ」。たったの5円で満足になる最強のコスパを誇るチョコでした。駄菓子屋が減少して見かけることが少なくなりましたが…実は今でも販売しているって知っていました?

今回は、さまざまなチロルチョコを食べ続けてきたチロルチョコマニアが、今回は「ごえんがあるよ」を徹底解説していきます。

「ごえんがあるよ」とは?今は5円じゃない?

この5円玉を全面に押し出したパッケージは「懐かしい!」と思う人も多いハズ

ごえん(5円)という名前だけにさぞかし古いのかと思いきや…実は1984年誕生と、ふ菓子などと比べると若造なイメージではあります。とはいえ、駄菓子の最安値というのは、やはり某スナック棒や某キャンディなどの10円が常識だった時代に「5円」でチョコレートを販売するという衝撃的なアイテムだったのです!

実は現在は袋入りタイプでのみ購入可能

子どもたちの間で大フィーバーとなり、やがて「5円チョコ」と呼ばれるように。しかし、駄菓子屋の減少により、格安チョコレートの主戦場がコンビニやスーパーマーケットに移っていったという事情もあり、5円での単品売りは2007年に終了。現在は袋タイプのみで販売。厳密にいうと1枚あたりでは「5円チョコ」ではなくなってしまったものの…味わいはそのまま。

ちなみに、かつてかつてホワイトチョコとストロベリーチョコもあったのですが、やはり王道が強く、現在はミルクチョコ味のみの販売。

カロリーと味わいはどんな感じ?

サイズでいうと本物の5円玉の2倍強はありますね。しかし、デザインはかなり忠実!

キャッチコピーは、「食べやすい一口サイズのミルクチョコ」。中身はシンプルかと思いきや、全粉乳でミルク感を出し、ココアパウダーでカカオの味わいも加えたチョコに仕上がっています。

もちろん、5円玉を意識したその形状は非常に薄く、「パキッ!」とした食感が楽しめるのもこの商品の特徴。

薄くはありますが、形は平べったいので容量の割に食べごたえは抜群!

カロリーはチョコレートのみで計算すると1袋(40g)あたり225kcal。チロルチョコでいえば、定番の「ミルク」は25mmサイズで38kcal(推定値)、「バラエティパック」の平均は35kcalなので、小型のチロルチョコ7個分ほどのカロリー。ミルクチョコであるためにカロリーは高めではありますが、大体16個ほど入っているので、一個の満足度が高いのが嬉しいところ。

パッケージは占いではなくなった?

役に立つような…そうでないような…なんとも言えない感じが素晴らしい!

「ごえんがあるよ」の個包装の特徴は、パッケージ裏に占いが書かれていること。結構奇想天外な占いで、宇宙人占いとか犬占いなどがありましたが、現在は「トリビア」となっています。

といっても「トリビア」といっても、割りと「これ本当かな?」と思わせるネタ的な要素もありますが…そこは気にしない!だって5円ですもの。

ところで、このキャラってなんていうか知っている?

実はごえん君の靴は赤、緑、青の3色あるって知ってました?

最後にトリビアとして、このキャラの名称をお伝えすると、そのまんまで「ごえん君」です。といっても正式な名前ではなく、名前がないので『チロルチョコ』社が「ごえん君」と名付けただけではありますが。個包装は5円だけに5パターンあって、それぞれごえん君のイラストが絵が描かれています。

そこにはピースサインをするごえん君や喜ぶごえん君、怒るごえん君…目しかないのに「表情」が見えるというのもこのデザインのスゴイところ。

「ごえんがあるよ」は袋入りになってもかつての5円の魅力が詰まっている!

昔はチロルチョコ1個で「ごえんがあるよ」が4枚購入できたという事実は、若者からしたら衝撃!

現在は5円ではないのですが…しかし、100円でこれだけの量が入っているチョコは他にはない!今でもお得路線を突っ走るアイテムなのです。

昔なつかしのアイテムとして購入する人でも、コスパを求める人でもどちらでもおすすめ!