ペコロスとはどんなもの?普通の玉ねぎとどう違う?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

ひと口でパクッと食べられる小さな玉ねぎ「ペコロス」。スーパーマーケットなどで見たことのある人も多いかと思いますが、通常の玉ねぎとの違いがどこにあるのかご存知でしょうか。

この記事ではお宝食材探検隊が、ペコロスの特徴や通常の玉ねぎとの違いについて解説していきます。

そもそもペコロスとは?

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ペコロスとは直径が3~4cmほどの小さな玉ねぎのこと。糖度が11度とスイカ並みの甘さを誇り、通常の玉ねぎを過密状態で育てることで小さくしたものと、元から小さい品種の2つのパターンがあります。

日本では愛知県がペコロスの一大産地として知られていて、一般的な玉ねぎと同様に一年を通して流通しています。ただ、初夏から夏にかけてがペコロスの旬とされていて、この時期に出荷されるものはみずみずしく甘みも強いとされています。

ちなみに、冬に出回っているペコロスは旬のものと比べると甘さはやや劣りますが、身が詰まっていて食べ応えがあります。好みに合わせて選んでみてくださいね。

通常の玉ねぎと味に違いはあるの?

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ペコロスと通常の玉ねぎの違いはそのサイズ感だけでなく、その甘さや実の柔らかさにもあります。

通常の玉ねぎの糖度が9度ほどであるのに対して、ペコロスは11度。さらに肉質が柔らかく辛味も少ないため、小さなお子さんでも食べやすいんです。

また、ペコロスはサイズが小さいため丸ごとの調理も可能。甘みが活かせるようなシンプルな料理に向いています。たとえばポトフのような煮込み料理や、ソテー、メインディッシュの付け合わせ、丸ごと揚げるのも良いでしょう。
甘味があるとは言っても玉ねぎなので、和洋中ジャンルを選ばず使うことができるのが嬉しいポイントです。

ペコロスとは直径3~4cmほどの小さな玉ねぎのこと!

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レストランなどでもメインディッシュの付け合わせとして使われることの多いペコロス。甘みの強いひと口サイズの小さな玉ねぎで、ジャンルを問わずに使える便利な野菜です。ぜひ普段の食卓にペコロスを取り入れてみてくださいね。

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