菊芋(きくいも)とはどんなもの?美味しい食べ方は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

ジャガイモや里芋、山芋など、芋にもさまざまな種類がありますが、生姜のような見た目が特徴的な「菊芋」という芋を食べたことはありますか?

この記事ではお宝食材探検隊が、菊芋の特徴やその美味しい食べ方について解説していきます。

そもそも菊芋(きくいも)とは?

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意外に思われるかもしれませんが、実は菊芋の原産は北アメリカ。江戸時代には家畜の飼料として日本でも使われていましたが、実際に食用として定着するようになったのは第二次世界大戦頃からだと言われています。

名前の由来は、菊のように黄色い花を咲かせることから。私たちが普段菊芋として食べているのは膨らんだ根の部分になります。生姜のように歪な形をしているのが特徴で、イヌリンと呼ばれる美容や健康に効果的な成分が多く含まれていることで知られています。

日本ではあまりスーパーマーケットなどに並ぶことはなく、健康食品として粉末状にされることが多いですが、料理に取り入れているレストランも多いですよ。

美味しい食べ方は?

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加熱調理はもちろん、生でも食べることができます。生食だとシャキシャキとした食感に、加熱するとホクホクとした芋らしい食感を楽しめるんですよ。他の芋類と同様に煮物に入れたりスープにするのが一般的ですが、生のまま薄くスライスしてサラダに入れれば食感のアクセントにもなります。

また、シンプルに炒め物に加えたりフライドポテトのようにして食べるのもおすすめ。菊芋自体に強い風味はなく、優しい甘さなので、ジャンルを問わずさまざまな料理に活用できます。

生だとシャキシャキ、加熱するとホクホクした食感が楽しめる!

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料理の味を邪魔しない風味と、生でも美味しく食べられるのが菊芋の魅力。11月~12月が旬なので、ぜひ菊芋を使った料理に挑戦してみてくださいね。

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