びわの種類や選び方は?どんな歴史がある?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!
黄色く丸みのある見た目と、甘さとほのかな酸味のある味わいが特徴のびわ。皆さんは食べたことがあるでしょうか?中国と日本が原産で、日本では平安時代から食べられていたんですよ。
また、身近な存在であるびわですが、実は種に毒があることをご存知でしょうか?
この記事ではお宝食材探検隊がびわの種類や選び方、種の毒について解説していきます!
びわの種類や選び方は?
びわは冬に花をつけ、6月ごろに黄色く熟します。5月から6月ごろが旬の果物です。
日本では長崎生まれの「茂木」、房総地方で主に作られる「田中」の2品種が有名です。茂木びわは、19世紀前半に中国から来た種が長崎の茂木村で育った品種で、強い甘味と皮のむきやすさが特徴です。
果肉が白いびわもあり、静岡の土肥町で作られるものが有名ですよ。ちなみに、中国では白い果肉のびわのほうが格上とされているんです。
では、5月から6月ごろに店頭に並ぶことの多いびわですが、どのように選べばいいのでしょうか?まず、左右対称にふくらんでいて、つやのあるものを選びましょう。日持ちが悪いので、買ってきたらなるべく早く食べるのがオススメ。
また冷やしすぎると味が落ちるので、冷蔵庫での保存はNG!冷蔵庫で冷やす場合は、2時間くらいまでにしましょう。
種の毒に注意!
実は、ビワの種や熟してない果肉の部分には、天然の有害物質が含まれているんです。
ですから、種やまだ熟していない果肉を食べてしまわないように注意しましょう。しっかり熟した果肉には有害物質はほとんど含まれていないので食べても問題ありませんよ。
左右対称でつやのあるものを選ぶ!
びわは、実につやがあって左右対称にふくらんだものを選ぶといいですよ。買ってきたら早めに、新鮮なうちに食べるようにしましょう。
また、種や熟していない果肉の部分には有害物質が含まれているので注意!
皆さんもぜひ、店頭でびわを見かけた際にはおいしいびわを選んでみてくださいね。
※画像はイメージです。
※「THE BOOK OF FRUIT おいしいフルーツの本」に掲載した内容を再編集しています。
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