ブラウニーとガトーショコラの違いって何？お菓子マニア編集部がわかりやすく解説！

チョコレートを使ったお菓子の定番「ブラウニー」。バレンタインで作ったことがあるという人も多いかもしれませんね。では同じチョコレートケーキのガトーショコラとの違いはどこにあるのかご存知ですか？

この記事ではお菓子マニア編集部が、ブラウニーとガトーショコラの違いについて解説していきます。

そもそもブラウニーとは？

ブラウニーは、「ブラウン(＝茶色)」という言葉が語源になった、アメリカの代表的なケーキです。天板で平たく焼いた生地を四角くカットしているのが特徴で、食感はちょうどクッキーとケーキの中間くらいのものが一般的です。

家庭で作る焼き菓子としてはハードルが低く、材料をシンプルに混ぜ合わせればいいだけなので、初心者でも挑戦しやすいお菓子なんですよ。

ガトーショコラとの違いは？

ブラウニーと似ているお菓子として、よく比較されるのがガトーショコラ。「ガトーショコラ」とはフランス語で「焼いたチョコレート菓子」を意味する言葉。日本ではメレンゲを加えたしっとりふわふわとした食感のケーキとして知られていますが、フランスではチョコレートを使ったお菓子全般を指します。

一見よく似ているように見える２つですが、いくつか違いが存在します。
まず１つが、卵の使い方にあります。ブラウニーが全卵を混ぜ合わせているのに対して、ガトーショコラでは卵黄と卵白を分けて泡立てます。これにより、ガトーショコラのほうがふんわりしっとりとした食感に仕上がるんですよ。

２つめは使用するチョコレートの量。レシピにもよりますが、ガトーショコラはチョコレートを多く使って、しっとり濃厚に仕上げられる傾向にあります。
そのため、一般的にガトーショコラを食べる時にはフォークが使われます。この点も、手でそのまま気軽に食べることが多いブラウニーとの違いと言えるでしょう。

その他にも、ブラウニーではナッツなどを用いたアレンジレシピが多いこと。四角い形が定番のブラウニーに対して、ガトーショコラはさまざまな形が見られることなど、意外と違いが多いんですよ！

ブラウニーとガトーショコラは全く別のスイーツ！

一見よく似ているブラウニーとガトーショコラですが、実はレシピや形、食べ方にいたるまで違いがあるんですよ！ぜひ好みに合わせて買ってみてくださいね。

※画像はイメージです。