デコレーションの鉄板!アラザンとはどんなもの?何でできてるの?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!
宝石のようにキラキラとスイーツを彩ってくれるアラザン。お菓子作りをしたことがある人なら、誰もが一度は製菓コーナーで見かけたことがあるのではないでしょうか。
この記事では、お菓子マニア編集部が気になるアラザンの特徴や、その原料について解説していきます。
そもそもアラザンとは?

アラザンとは洋菓子のトッピングに使われる製菓材料の一つ。1~10mm程度の銀色の小さな粒状で、ケーキやクッキー、アイスクリームなどさまざまなスイーツに使用されます。見た目を華やかに飾ってくれるのはもちろんのこと、ガリガリとした食感がアクセントにもなります。
アラザンの主材料はコーンスターチ(でんぷん)と砂糖。それを銀粉でコーティングしているのですが、現在はシルバー以外にもピンクやゴールド、ブルーなどのバリエーションもあります。
名前の由来はフランス語で「銀」を意味する「argent(アルジャン)」から。体に悪いのでは?と心配される方もいますが、アラザンに使われている銀は食用のため、体には害がないと言われています。
アラザンの使い方は?

アラザンを使用する際に注意しておきたいのが、熱や水に弱いという点。そのためクッキーなどの焼き菓子にアラザンを飾り付けたい場合、オーブンに入れる前にトッピングしてしまうのはNG。アラザンが変形したり溶け出す原因になります。もし焼菓子に使いたい場合は、焼きあがってからクリームやアイシングを接着剤代わりにして飾り付けるといいですよ。
また水に弱いため、アイスクリームなどにトッピングする際は食べる直前に振りかけるのがおすすめ。色が溶け出したり、銀粉が剝がれるのを防ぐことができます。
アラザンの原料はコーンスターチと砂糖と銀粉!

お菓子を華やかにデコレーションしてくれるアラザン。ぜひ使用上の注意に気をつけながら、お菓子作りに取り入れてみてくださいね。
※画像はイメージです。