スリランカの米麺、インディアーッパって?

日本人にはあまり聞き馴染みのない「インディアーッパ」とはスリランカの米麺。ポルサンボーラが添えられており、かけて混ぜて食べるのが一般的です。また、キリホディーというココナッツミルクに玉ねぎやスパイスで味付けをした汁を掛けて食べることもあります。

魚やエビのココナッツミルク味や、パリップという豆のカレーをかけて食べるのも美味しいそう。スリランカでは手食なので、ボルサンボーラや豆のカレーをかけて、手で混ぜてインディアーッパをちぎりながら食べます。ポルサンボーラはライス&カレーの添え物にもなり、パンに挟んで食べても良いそうで残ったインディアーッパは揚げて、スイーツにすることもあるそうですよ。

トマトホディーをかけて食べても美味

トマトホディーとは、キリホディーから派生したもので、ココナッツミルクに玉ねぎやスパイスを入れて煮たものがキリホディーです。そこに湯がいたじゃがいもを入れたり、エビを入れたりすることもあります。

トマトホディーはパンにもよく合いますが、スリランカは手食なので熱々ではなく常温に冷ました物をインディアーッパにかけ、手で混ぜ、インディアーッパをちぎりながら食べます。ちなみに汁物があっても必ずポルサンボーラは添えて食べられます!

トマトホディーは短時間で煮るものなので、玉ねぎはスライスしてから手で軽く潰してから煮ると、玉ねぎのおいしい水分が広がり、味が良くなります。合わせる青唐辛子は、辛味にためだけではなく、具材として食べるためにタテに切って煮込むそうですよ。

■参考資料:「人気店が教える アジアの麺料理」(旭屋出版)

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フードマニア編集部
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