接客業で喜ばれるお出迎えとは?満足度の高いサービスを編集部が紹介

評判の高い飲食店というのは、接客サービスについて、様々な取り組みや工夫をしている店が多いです。

ここでは接客のポイントである「お出迎え」に関して、外食産業に長年携わってきたフードマニア編集部が具体例を入れつつご紹介。これから飲食店を始める人や接客で悩んでいる人におすすめ!

ドアを開けてお客様を出迎える

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あるレストランでは、来店したお客様が店内を見回してスタッフを探すことがないよう、 お客様をドアを開けて出迎えるようにしています。入口ドアの見える位置にいるスタッフは、誰でも入口ドアに気配がないか気を配るように。お客様がドアの直前に立っていたら、入口から一歩引いたところで出迎えるようにしています。

手荷物カゴにナフキンをかける

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お客様を席に案内し、席に着くときに、手荷物を入れるカゴを差し出し、お客様がバックを入れられたら、その上からナフキンをかけるようにしているレストランがあります。 お客様をお迎えするときは、ナフキンを持参してから席へとご案内。手荷物のカゴを差し出すことと、ナフキンをかけることを一連の動作にして、さりげない心づかいにしています。

ひと口目をチェックして、対応へ

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あるレストランでは、お客様のひと口目に注意を払うようにしています。「乾杯 」と言って飲み始めるのは普通ですが、中には「おめでとう 」と言って飲み始めるお客様もいます。それを確認したら、その後に料理を提供するときに、さりげなく「今日は、お祝いの席ですか 」と尋ねることができます。それによって、何かをサービスしたり、デザートの皿にソースでメッセージを描いたりします。

「すいませーん」と言わせるのはNG

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待機の状態のとき、お客様に言わせてはいけない文言があります。それは、「すいませーん」と従業員を呼ぶ声と、店を入ってきたお客様の「やっていますか 」です。「すいませーん」と声に出して呼ぶ前に、お客様は、従業員の人がどこにいるかキョロキョロします。

また、声を出さないで、まずは手を上げて従業員の人が気づいてくれることを 待ちます。それでも気づいてくれないときに「すいませーん」と声を出します。そうなる前に気が付くようにするのが、好感接客サービスです。

接客のお出迎えに必要なのは「次」を考えること

有名店の工夫を真似るのもいいですが、大切なのは自ら「次」を考えて行動することです。もっと喜ばれる、さらに好感度を上げる「応用」「発展形」を考えることで 、あなたの店の好感接客サービスにできるのです。

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※「飲食店の好感接客サービス教本」に掲載した内容を再編集しています