セカンドワイン(セカンドラベル)とはどんなワイン? 誕生秘話や楽しみ方などワインざんまいが解説!

セカンドワイン(セカンドラベル)という呼び名をきいたことがありますか。ボルドーのワイナリーで生まれたセカンドワインについて、ワインざんまいがおいしくてためになる解説をします。

では、セカンドワインとは

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セカンドワイン(セカンドラベル)は、そのワイナリーの看板ワインの下のクラスのワインという意味ですが、高級ワインを生み出す名高いワイナリーの造るセカンドワインは、ワイン業界からすると決して二流ワインとは言えません。

使われるブドウやワインこそA級品には及ばないものの、A級品と同様に心血を注いで造られているので、注目されています。

なぜ、セカンドワインが誕生したか

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そもそも、セカンドワイン(セカンドラベル)は、リーズナブルに売るために開発されたワインではないのです。

セカンドワインは、フランスのボルドーで生まれました。ぶどうの出来が悪かった年に、これまでのブランド価値(ファーストラベル)を守るために、別ラベルにして売ったのが始まりとされています。

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ボルドーでは、5大シャトーをはじめ、ある程度の規模のシャトー(ワイナリー)なら、ほとんどがセカンドラベルをもっています。しかし、ブルゴーニュには「セカンドワイン」というものは存在しません。シャンパーニュにもローヌにも基本的に「セカンドワイン」はありません。

ちなみに、ボルドーの5大シャトーとは、シャトー・ラトゥール、シャトー・マルゴー、シャトー・ラフィット・ロートシルト、シャトー・ムートン・ロートシルト、シャトー・オー・ブリオンのこと。

セカンドワインを作る意図とは

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セカンドワインは手ごろな価格のワインを作るのが狙いではありません。

ワイナリーが考える「ファーストラベル」のブランド、その価値に値しないワインを作らないことで、ファーストラベルのブランドを保つためという、ファーストラベルを高く売るためのセカンドワインというのがワイナリーの考え方です。

ボルドー以外のセカンドワインとは

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フランスのボルドー以外にもセカンドワインを作っている地域もあります。一つがアメリカのナパ・ヴァレーです。ドイツでも少数ですが、セカンドワインを作っている生産者もいます。

セカンドワインの楽しみ方

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セカンドワインの魅力は価格だけなのかというと、違います。セカンドワインは熟成能力でファーストラベルに劣りますが、反対に、セカンドワインは若いうちから楽しめることを魅力と考えられます。

セカンドワインは、ワイナリーの別ブランド

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セカンドワイン(セカンドラベル)は、そのワイナリーのファーストラベルとは別のブランドとして作られているワインのこと。ボルドー、ナパ・バレーで作られています。値段が手ごろなだけでなく品質が高いものもあるので、見つけて味わってみてくださいね。

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