レーズンとはどんなもの?気になる栄養素は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!
パンやスイーツの材料など、身近な食材の一つであるレーズン。ブドウを皮ごと乾燥させて作るドライフルーツの一種で、種なしブドウを天日干し、もしくは機械で乾燥させて作ります。
この記事ではレーズンの特徴や栄養素について、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。
そもそもレーズンとは?
レーズンとは、ブドウを皮ごと乾燥させて作るドライフルーツの一種で、その名の通り「干しブドウ」とも呼ばれます。種なしのブドウを天日干し、あるいは機械で乾燥させて作ります。
レーズンの原料であるブドウは本来緑色をしていますが、2~3週間ほど太陽の下で天日乾燥させることで、メイラード反応(糖とアミノ酸が熱によって結びつくこと)を起こして、天然の茶色に変化するんですって。
レーズンの歴史とは?
レーズンの発見はなんと紀元前から!木になったまま自然に乾燥したブドウが発見されたのが、レーズンの歴史の始まりなんですよ。レーズン用のブドウは当時皮を破って種を取り出さなくてはならず、あまり好まれていませんでした。
しかし、1876年のこと、「レディ・ディカバリー」という名前の種なしブドウが品評会に出品され、やがてこのブドウを出品したウィリアム・トンプソンの名前を冠する「トンプソン・シードレス」として有名になりました。種がなく、皮が薄く、甘くておいしくてまさにレーズンにぴったりの品種なんですよ。
気になるレーズンの栄養素とは?
レーズンは鉄が豊富で、摂取することで貧血防止につながります。また、レーズンに含まれるカリウムは摂りすぎたナトリウム(塩分)を排出してくれる役割があり、腸を整える作用が期待される食物繊維も豊富。人体に必要なミネラルの一種であるマグネシウムも多く含まれており、これはリンやカルシウムとともに骨を形成してくれたり、様々な代謝を助ける機能が期待されていますよ。
レーズンとは、ブドウを皮ごと乾燥させてできた干しブドウのこと!
レーズンとは、ブドウを皮ごと乾燥させて作るドライフルーツの一種。なんと紀元前に発見された歴史あるフルーツで、体に嬉しい栄養素もたくさん含まれています。ぜひ気軽に食べてみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
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