お子様ランチとは呼ばせない!“究極のお子様ランチ”とは?『100本スプーン』の「リトルビッグプレート」

ファミレスのお子様ランチといえば、まさに子供専用のもの。子供はワクワクするかもしれないけど…大人が楽しめるものではありません。しかし、『100本スプーン』には子供はもちろん、大人がドキドキワクワクする大迫力のお子様ランチがあるんです!

その名は「リトルビッグプレート」。子供はもちろん、大人もワクワクしながら食べることができるという究極のお子様ランチを解説していきます!

『100本のスプーン』はファミレスらしさを追求したレストラン

こちらは現在の旗艦店である二子玉川店。子供の身長に合わせた看板も用意。

『100本のスプーン』は、スープストックトーキョーが展開するレストラン。お店のコンセプトは「コドモがオトナに憧れて、オトナがコドモゴコロを思い出す」という、どんなファミレスよりも「ファミリー」を意識しています。特に二子玉川店は旗艦店であり、ワクワクドキドキするような個性豊かなメニューを多く提供。周囲は小さな子供がいるファミリー層が多く住んでいるので、シェフは地元の人々に喜ばれるメニューを常に考えて考案しています。


よーく見るとスプーンが集まって傘に。デザイナーの柳宗理氏が考案した、スプーンを1300本使ったオブジェで、このスプーンはグループ店のスープストックトーキョーで使用されていて、スプーンのリューアル時に回収したもの。

メニューは「フルサイズ」と「ハーフサイズ」の2種類用意。大人でも子供でも楽しめ、ほぼすべてのメニュー構成で、「パパやママと同じものが食べたい!」という子供の願いを叶えるために通常のお子様メニューとは違う「ハーフサイズ」で展開しています。つまり、子供でも「フルサイズ(大人用)」のメニューがほとんど楽しめるというのがコンセプト。よって、ハーフサイズのメニュー表は「お子様」という表現は一切使っておらず、ここでは子供を子供扱いしない!というのも子供からすれば嬉しいですね。

「大人のメロンソーダ」はアイスクリームがコーンごと入るというインパクトのあるメニュー。決してスタッフのミスではありません…。

初期・中期・後期という月齢に合わせた離乳食メニューもあるのも特徴です。なんとお店で食事をするのなら無料で提供!初めての外食デビューとして選ぶお客も多く、普段は離乳食を食べさせることで精一杯のパパママも親子で食事を楽しむことができるということで好評のサービス。「100本スプーン」では、離乳食→スモールフード(2~3歳用のメニュー)→ハーフサイズ(子供用)→フルサイズと、子供の成長とともに存在するレストランとしてファミリーをより意識したレストランとなっているのです。

“お子様ランチ”なんて呼ばせない…「リトルビッグプレート」は大人が喜ぶメニュー

一つのプレートに10品も入った盛りだくさんのメニュー

まず、「100本のスプーン」においてはお子様ランチなんて名称はありません!なぜならこれは子供だけのものではないからです。よって、メニュー名も「リトルビッグプレート」に。

こちらはフルサイズのメニューで、100本のスプーンの人気メニューなど10品をプレートに詰め込んだもの。2015年にメニュー全体を見直した際に、「ファミレス」という概念を再度考え抜いた末に考案されたのがこのメニュー。子供からお年寄りまでみんなが楽しめるメニューとして、現在は人気NO.1。多い時は平日70食、土・日は100食以上もオーダーがあるというから驚きですね。いろいろなメニューがミニサイズで楽しめることから、女性にも好評です。さらに「おつまみ」として楽しむという上級者もいるとか!

ハンバーグのスキレットも小型で可愛い!

メニュー構成を見てみましょう。まず、目につくのが男性に人気メニューであり、食べごたえ抜群の「煮込みハンバーグ デミグラスソース」。その先にある「鶏もも肉のコンフィとトマトソース」はローズマリーでマリネした上品な味わい。旗が刺してある「オマール海老のクリームドリア」は、女性に人気のドリアの小型サイズ。トロ~リとしたチーズに、じっくりとソテーしたオニオンがおいしさのポイント。どれもちょっとずつ食べられるのが嬉しいですね!

サラダが2種類入っているというのも嬉しい!

サラダの上にのった「海老フライと具沢山のタルタル」はこのメニューだけのオリジナル。お子様ランチといえばエビフライですよね!その下にある「豆と穀物のグリーンサラダ」は人参を濾したドレッシングを使用しており、手前の「レーズンとクミンのキャロットラペ」はクミンの香りがたっぷり。お肉と揚げ物の合間に食べると胃が休まります。一番右の「とうもろこしとさつまいものスープ」はマイルドな飲み口で「ライ麦パン」との相性も抜群!

スナックとスイーツもこだわりが!

プレートの一番奥にある「フライドポテトブラザーズ」はじゃがいもとさつまいものフライで、カリッとした食感が楽しめます。さらに、デザートとして「自家製プディングとラズベリーソース」もプラス。プディングの内容は季節によって変更されます。

ちなみに、ハーフサイズとして7品のプレートで注文することも可能。親子でサイズの違う「リトルビッグプレート」を楽しむというのも楽しいですね!

初めての外食には「リトルスモールプレート」がおすすめ!

スモールと言いつつも5品が楽しめるお得なメニュー

「リトルビッグプレート」があるのなら、「リトルスモールプレートも!」ということで、2020年に考案されたメニュー。離乳食を卒業した、2~3歳のお子様が「初めての外食」として楽しめる構成になっています。

メニューの特徴として、「手づかみで食べられる」というのがコンセプト。まだフォークも上手に使えない子供でも楽しめるという配慮もされています。

チキンライスは食べやすくしているので、初めての外食にもぴったり

一番左の「はじめてのチキンライス」は、ラタトゥイユにご飯とチキンのマリネを入れて柔らかくしたもの。その右の「豆腐ハンバーグと野菜ピューレのソース」は柔らかな食感で、一口サイズにした野菜も添えています。さらに「とうもろこしとさつまいものスープ」も子供でも美味しく飲める優しい味に。「りんごとオレンジの自家製ゼリー」は季節によって内容も変わります。

「リトルビッグプレート」は“お子様ランチ”を超えた存在

そもそもファミリーとはなんなのか?お子様ランチは誰のものなのか?「リトルビッグプレート」はどの世代でも楽しめるという究極のお子様ランチともいえる存在。「コドモがオトナに憧れて、オトナがコドモゴコロを思い出す」というコンセプトを掲げるレストランならではのオリジナルメニューでもあります。

親子でも一人でもパーティーでも、ぜひ頼んでみてくださいね!

100本のスプーン
FUTAKOTAMAGAWA

住所 東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C.テラスマーケット2F
営業時間 10:30 ~ 20:00 (L.O.19:00)
定休日 不定休
  ※記載のデータは取材時のものです。