ゲベックとはどんなスイーツ?作作り方も含めてお菓子マニアが解説

ゲベックとは、具体的にどのようなものなのでしょうか?

ここではスイーツに関する本を多く出版してきたお菓子マニア編集部がゲベックについて解説していきます。そして、有名パティスリーの作り方もご紹介。スイーツにこだわりたい人におすすめ!

ゲベックとは?

写真撮影:パティスリー キャロリーヌ

ゲベックはドイツ語で「お茶菓子」という意味で、サブレクッキーなどを指すことが多いです。こちらはさっくりと焼かれた生地のパイクラム(パイの切れ端など)を活用したもので、新しい食感を見事に演出したもの。

材料と作り方(38個)

■材料
薄力粉…360g
アーモンドパウダー…60g
コーンスターチ…42g
バター…315g
食塩…3g
グラニュー糖…105g
パイクラム…177g
粉糖…8g
シュクレ・クリスタル…適量

■作り方
1、薄力粉、アーモンドパウダー、コーンスターチはあらかじめ合わせてふるっておきます。
2、ボウルにやわらかくしたバターと食塩を入れてよくすり混ぜます。バターの水分で食塩が溶けたらグラニュー糖を加えて混ぜます。
3、1を台の上に泉状に広げ、中央のくぼみに2を置き、粉糖をふって焼いておいたパイクラムを加えます。
4、カードでまとめては切る感覚で混ぜては重ね、練らないように注意してさっくりと生地をまとめます。全体が均一になったら型に詰めて表面を平らに整え、そのまま冷凍。
5、型からはずして全体にシュクレ・クリスタルをまぶし、刃の薄い包 丁で厚さ1cm に切り、170°Cのオーブンで約15分焼きます。

ゲベックはドイツ菓子でサブレクッキーのこと!

いかがだったでしょうか?有名パティスリーのレシピも掲載したので、自宅でチャレンジしてみるのもおすすめ。

※「有名パティスリーの焼き菓子」に掲載した内容を再編集しています。こちらの作り方は「パティスリー キャロリーヌ」によるものです。
住所:東京都練馬区春日町6-10-28