ミラクルフルーツとはどんなもの?酸っぱいものが甘く感じる!?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

皆さんは「ミラクルフルーツ」というフルーツをご存じですか?西アフリカが原産の赤い果実で、その大きさは人差し指の爪の大きさほど。実はこのフルーツを口にすると、酸っぱいものが甘く感じられるという、まさにミラクルなフルーツなんです。

この記事ではミラクルフルーツの特徴や甘く感じる秘密について、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。

そもそもミラクルフルーツとは?

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ミラクルフルーツとは、西アフリカが原産の熱帯地域に育つ植物のこと。2〜4メートルの低木で、小粒の赤い実がなります。ミラクルフルーツの実を食べてから、レモンや梅干しなどの酸っぱいものを食べると甘く感じるという驚きの性質を持っていて、原産国ではとても酸っぱいものを食べる際に、食べやすくするために一緒に食べられていたんだとか。

ちなみにミラクルフルーツの効果は30分〜1時間程度。時間が経てば味覚は元に戻りますよ。

どうして酸っぱいものが甘く感じられるの?

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酸っぱいものが甘くなるミラクルな体験ができるのには、もちろんタネがあります。

この作用は、ミラクルフルーツの果実に含まれている「ミラクリン」という糖タンパク質に秘密が隠されているんです。

通常舌は酸っぱいものには酸味を感じますよね。でも、酸味成分とミラクリンが結合すると、甘味成分と似た形になり、舌の甘味神経を刺激するんですって。

ミラクルフルーツとは、酸っぱいものが甘く感じられるまさにミラクルなフルーツのこと!

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ミラクルフルーツとは、その名の通り、酸っぱいものが甘く感じられるという奇跡のフルーツのこと。レモンや梅干しなどを口にしても甘く感じるのは感動ですよね。

ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

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