ミモザサラダとはどんなもの?由来は?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

パーティーなどにもぴったりな華やかなサラダ「ミモザサラダ」。名前は聞いたことがあっても、実際にはどんなサラダなのか分からないという人も多いのではないでしょうか。

この記事ではフードマニア編集部が、ミモザサラダの特徴やその名前の由来について解説していきます。

そもそもミモザサラダとは?

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ミモザサラダとはロシアで生まれたサラダ料理の一種。日本では「刻んだゆで卵を使ったサラダ」という認識が強いですが、本来のミモザサラダは何層にも重ねたサラダの上に、ゆで卵の黄身を散らした料理のこと。ケーキのような円形状で、パーティーにもぴったりな可愛らしい見た目が魅力です。

旧ソ連時代から作られていたサラダでもあり、伝統的に固ゆで卵、玉ねぎ、缶詰の魚、ニンジン、ジャガイモなどから作られます。材料を重ねる際マヨネーズを繋ぎとして使っているため、日本のミモザサラダとは異なり、ドレッシングを使わないという特徴もあります。

名前の由来は?

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ミモザサラダの名前の由来は、散らしたゆで卵の黄身が、「ミモザ」という黄色い花に似ていたことから。また、細かく刻まれた卵の白身は地面に積もった雪を表しているとされます。雪の深いロシアで生まれた料理であることを考えれば、なんだか納得ですよね。

ミモザはヨーロッパでは春を告げる花として非常にポピュラーな存在で、ロシアでも毎年3月に女性にミモザの花を贈るという習慣があるそうです。その際、祝いの料理として作られるのがこのミモザサラダ。ロシアでは欠かせない料理の一つなんですよ。

ミモザサラダとは「刻んだゆで卵」を使ったサラダのこと!

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ミモザサラダとは、ミモザの花をイメージしてつくられたサラダ料理のこと。細かく刻まれたゆで卵が使われていて、伝統的なミモザサラダはケーキのような見た目をしているのが特徴です。ぜひ本場ロシアスタイルのミモザサラダで食卓を華やかに彩ってみてはいかがでしょうか。

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