火鍋とはどんなもの?美味しい食べ方は?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

いま日本でも専門店ができるほど人気がある「火鍋」。その名前から「火を吹くほど辛い料理」と勘違いされている方も多いのではないでしょうか。

この記事ではフードマニア編集部が火鍋の特徴や、美味しい食べ方について解説していきます。

そもそも火鍋とは?

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火鍋とは中国が発祥の鍋料理のこと。名前の由来は「鍋を火にかけながら食べる料理」であることから。詳しい歴史は明らかになっていませんが、三国時代には火鍋は既になくてはならない料理であったとされていて、少なくとも2000年以上の歴史がある料理だと言われています。

火鍋の最大の特徴は、鍋の中央に仕切りがあり、2種類のスープが楽しめることにあります。1つは鶏や豚で出汁をとった辛味のない白湯スープ。もう1つは唐辛子や山椒などの香辛料をたっぷりと使用した麻辣スープで、上から見た時に紅白の陰陽マークのようになっているのが特徴です。

定番の具材や美味しい食べ方は?

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お店や地域によっても変わりますが、火鍋に使われる具材としては、白菜や長ネギ、ニラ、えのきなどの野菜、豆腐、豚肉などが定番です。

スープは2種類ありますが、一般的に「この具材はこのスープで煮る」といった決まりはなく、好きなように食べられるのが火鍋の魅力の一つ。辛いものが苦手な人は白湯スープで煮れば、十分火鍋を楽しむことができますよ。

また、火鍋に使うつけだれは自分で好きな調味料を組み合わせて作ります。ゴマ油をベースにしたものが定番で、お好みで黒酢やオイスターソース、ニンニク、香菜、塩などを加えます。油っこいものが苦手な人はゴマ油を少なめに、酸っぱいものが苦手な人は黒酢を減らすなど、お好みで調整してみてくださいね。

火鍋とは2種類のスープが楽しめる中国の伝統的な鍋料理のこと!

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2種類のスープが楽しめる中国の伝統的な鍋料理、「火鍋」。辛いものが得意ではない人でも、白湯スープを使えば家族や友人と鍋を囲むことができますよ。まだ食べたことがない人は今年の冬こそ火鍋にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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