ミルクセーキとはどんなもの？おいしい作り方は？お菓子マニア編集部がわかりやすく解説

皆さんはミルクセーキという飲み物をご存じですか？牛乳や砂糖、卵黄やバニラエッセンスなどの簡単な材料で作ることのできる「ミルクセーキ」は、甘くて優しい味で、老若男女の方に楽しんでいただけるスイーツ系ドリンクなんですよ。

この記事では皆さんにもミルクセーキを楽しんでもらえるように、ミルクセーキの特徴や、おいしい作り方のコツについて、お菓子マニア編集部がわかりやすく解説していきます。

そもそもミルクセーキとは？

ミルクセーキとは、牛乳に卵や砂糖を加えてから、ミキサーなどでかき混ぜて作るドリンクのこと。材料を揃えやすく、簡単に作れるミルクセーキですが、これにはいくつか種類があるんです。よく作られているのは、バニラエッセンスを加えて作る「フレンチスタイル」。

他にも、卵を使わずにアイスクリームを加えて作る「アメリカンスタイル」、長崎で楽しまれている「食べるミルクセーキ」など、シンプルなのに作り方にはさまざまな違いがある、奥の深いスイーツドリンクなんですね。

長崎の「食べるミルクセーキ」とは？

長崎のミルクセーキは、なんと大正末期から昭和初期に生まれた長く親しまれてきたドリンクで、九州で初めてオープンした喫茶店『ツル茶ん』が、長崎の夏の猛暑を凌ぐための一品として、砕いた氷を入れたミルクセーキを作ったのが始まりと言われています。

お店でも家庭でも楽しむことができる長崎のミルクセーキですが、材料の比率や隠し味、砕く氷の大きさなどで味や食感の違いを楽しむことができますよ。

シェイクとの違いは？

シェイクと聞くと、ファストフード店でよく飲まれている印象がありますよね。カフェではフローズンドリンクとも呼ばれています。実はこれらはミルクセーキの一種でもあり、アイスクリームを使っている「アメリカンスタイル」のことをシェイクと呼んでいるんですよ。

アイスクリームを使うので、バニラだけではなく、チョコレートやストロベリーなどのフレーバーを楽しむことができます。

ミルクセーキをおいしく作るコツは？

ミルクセーキの作り方はとっても簡単。ここではミキサーを使わないで作る「フレンチスタイル」のミルクセーキの作り方をご紹介します。材料は卵黄、砂糖、牛乳、氷、バニラエッセンス。ボウルを使って作ってみましょう。

まず、ボウルに卵黄2つと砂糖大さじ2を加え、泡立て器でしっかり混ぜ合わせます。そのあと、牛乳200㎖とバニラエッセンスを加え、氷を入れたグラスに注ぐだけ。本当にお手軽ですよね。

その際、おいしく作るコツとして、まずはグラスをしっかり冷やしておくこと。グラスを冷やしておくことで、注いだ後にも冷たさがキープされて美味しさが長持ちしますよ。また、フレンチスタイルを作る際には、茶こしを使って濾しながらグラスに注ぐのがおすすめ。口当たりが滑らかになり、上品な味わいが楽しめるようになりますよ。

ミルクセーキとは、卵と砂糖、牛乳や氷があれば簡単に作ることのできるスイーツドリンクのこと！