ミーゴレンとはどんなもの?パッタイとの違いは?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

エスニック料理の定番メニューの一つ「ミーゴレン」。焼きそばのように茹でた麺を具材と一緒に炒めた料理ですが、パッタイとの違いなどはご存知ですか?

この記事ではフードマニア編集部が、ミーゴレンの特徴やパッタイとの違いについて解説していきます。

そもそもミーゴレンとは?

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インドネシアやマレーシアの名物料理ミーゴレン。「ミー」は「麺」、「ゴレン」は「炒める/揚げる」という意味を持つ言葉で、ミーゴレンは日本で言うところの焼きそばのような料理です。
似たような料理名として「ナシゴレン」がありますが、こちらは「ナシ(お米)」を炒めたもので、ミーゴレンと同様に日本ではよく知られている料理ですよね。

ミーゴレンとナシゴレンは基本的な味付けや具材はほぼ同じ。ケチャップマニスと呼ばれる甘口のケチャップをたっぷりと使い、甘口に仕上げられています。具材は鶏肉やエビなどが定番で、イスラム教徒の多いインドネシアやマレーシアでは、豚肉を使ったミーゴレンはほとんど見かけません。卵は炒り卵にすることもあれば、目玉焼きにしてトッピングしていることもあります。

パッタイとの違いは?

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同じ東南アジアのタイでも「パッタイ」という焼きそばのような料理がありますが、ミーゴレンとの違いがどこにあるのかご存知でしょうか。

まずパッタイに使われている麺は「センレック」と呼ばれる米粉の平打ち麺。ツルツルもちもちした食感が特徴で、味付けにはナンプラーなどが使われます。タイ料理と言うと辛いイメージが強い人も多いかと思いますが、パッタイにはほとんどの場合唐辛子が使われず、柑橘の果汁などを用いて、エスニックな爽やかな風味になっています。

一方、ミーゴレンに使われているのは小麦粉でつくられた中華麺。私たちにも馴染みのある、もちもちとした食感です。先述した通り味付けにはケチャップマニスが使われ、甘口の焼きそばのような料理なんですよ。

ミーゴレンとはインドネシアやマレーシアで愛される麺料理!

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ミーゴレンとはインドネシアやマレーシアでは定番の「焼きそば」のこと。甘辛い味付けなので日本人にはとっつきやすい味ですよ。ぜひレストランなどで見かけた際にはトライしてみてくださいね。

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