黒酢とはどんなもの?普通のお酢との違いは?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

飲料やサプリメントとして親しまれている、健康食品として名高い「黒酢」。料理に使われている普通のお酢との違いをご存じですか?黒酢と他のお酢との違いは、その「製造方法」と「原料」。

この記事では黒酢の特徴や普通のお酢との違いについて、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。

そもそも黒酢とは?

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黒酢は米酢と違って、玄米や精米度の低い米、大麦を原料として醸造されたお酢です。熟成された黒酢は琥珀色をしていて、普通のお酢よりもまろやかな味をしているのが特徴。ツンとした風味もなく芳醇な香りを持つ黒酢だからこそ、さらりと飲みやすいんですね。

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黒酢の発祥は鹿児島県で、アマン壺という専用の壺を使う伝統的な作り方で製造されているんですって。壺の中に麹と蒸した玄米、水を入れて屋外で発酵させてから、1~3か月ほどの期間をかけてじっくりと熟成するんだとか。

普通のお酢との違いは?

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そもそもお酢には様々な分類があります。現在、そのほとんどは穀類や果実、野菜などの原料を酢酸発酵させて作られる「醸造酢」というもので、料理によく使われている米酢、そして黒酢はその中でも穀物酢に当てはまります。

米酢は精米を主な原料にしているのに比べて、黒酢は玄米を主な原料として作られているんです。また、その色合いの違いも特徴的で、普通のお酢は淡い黄色をしていますが、黒酢は熟成された琥珀色をしていますよ。

黒酢と他のお酢との違いは、原料と製造方法にあった!

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黒酢は玄米や精米度の低い米、大麦などを原料としているのに比べて、米酢は精米されたお米を原料として作られています。また、黒酢は製造方法も独特で、専用の壺を使って何か月も熟成させて作られるんです。健康にもいい黒酢、サプリや飲料としてぜひ日々の習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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