金針菜とはどんなもの?食べ方は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説
皆さんは「金針菜」という食材を見たことがありますか?金針菜とは、本萱草(ほんかんぞう)と呼ばれっる花のつぼみのこと。鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるのが特徴なんですよ。原産国の中国で広く栽培されていて、生ものをつまんで加熱するか、乾燥したものをもどして料理して食べるのが一般的なんですって。
この記事では金針菜の特徴や食べ方について、お宝食材探検隊がわかりやすく解説していきます。
そもそも金針菜とは?
金針菜とは、ワスレグサ科ワスレグサ属に分類される、本萱草(ほんかんぞう)という花のつぼみのこと。従来はユリ科でしたが、今はワスレグサ科に変更されたんだとか。鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるのが特徴です。
本萱草は心配事をすべて忘れてしまうほど美しい花を咲かせることから、別名を忘憂草(ぼうゆうそう)とも言うんですよ。
本萱草のつぼみである金針菜は、生ものをつまんで加熱するか、乾燥したものを戻して料理して食べられます。中国では、体の不調を改善する薬効のある食材として、昔からよく食べられていました。とはいえ漢方のような苦味はなく、クセがなくてほんのり甘みを感じることも。シャキシャキとした食感が特徴で、食べやすいのも嬉しいところですね。
金針菜の食べ方は?
金針菜には生のものと乾燥したものの二種類があって、日本で流通しているのは乾燥されたものがほとんどです。生の金針菜には「コルヒチン」という自然毒があるので、必ず火を通してから食べるようにしましょう。加熱することで分解されるので、安心して食べることができますよ。
乾燥した金針菜は、つぼみをそのまま乾燥させたオレンジ色のものと、蒸してから乾燥させた茶褐色のものがあり、どちらも水やぬるま湯に浸して戻してから使います。
オレンジのものは30分程度、茶褐色のものは2時間程度もどすのに時間かかりますが、じっくり待ちましょう。
炒め物や煮物、天ぷらやサラダのトッピングなどに使うことができますよ。
金針菜とは、本萱草(ほんかんぞう)と呼ばれる花のつぼみのこと!
金針菜とは、ワスレグサ科ワスレグサ属に分類される本萱草という植物のつぼみのこと。中国では古くから体調の不調を改善する生薬として使われており、苦味はなくシャキシャキとした食感とほのかな甘みのある食べやすい食材です。
体調に不安のある方はぜひ、金針菜を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?
※写真はイメージです。
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