かるかんとはどんなもの?作り方をご紹介!お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!

皆さんは「かるかん(軽羹)」という和菓子を食べたことがありますか?鹿児島県の郷土料理の一つであるかるかんは、棒羊羹の形をしている和菓子のことで、原材料に自然薯(じねんじょ)をふんだんに使っているのが大きな特徴ですよ。

この記事ではかるかん(軽羹)の特徴や作り方について、わかりやすく解説していきます。

そもそもかるかん(軽羹)とは?

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かるかん(軽羹)とは、鹿児島県の郷土料理である和菓子の一つで、棒羊羹の形をした和菓子のこと。かるかんには原材料にたっぷりと自然薯(山芋)が使われていて、ふっくらとした白い見た目がかわいらしく、一口食べればもっちりとした食感、しっかりとしたコクのあるうまみを楽しむことができます。

ちなみに、かるかんとは白い生地のみのもので、中にあんこが入っているものを「かるかん饅頭」というんですよ。

かるかんの名前の由来は?

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かるかんの名前の由来は諸説ありますが、蒸しあがって切り分ける前や、切り分けた形が羊羹に似ていることから、軽い羊羹のようなお菓子という意味で、かるかんと呼ばれるようになったのだとか。また、生地を蒸しあげると蒸すよりも軽くなることから、そう名付けられたとも言われています。

かるかんの作り方は?

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かるかんの材料は上新粉、自然薯、砂糖、卵白、水。自然薯は皮をむいて置きましょう。

①自然薯をすりおろします。
②ボウルに①を入れて、少しずつ砂糖を入れて泡だて器でよく混ぜましょう。
➂別のボウルに卵白を入れて、ハンドミキサーで泡立てます。ボウル二つを混ぜて、泡だて器でよく泡立ててください。
④上新粉を入れて、ゴムベラで混ぜ合わせましょう。そこに水を少しずつ入れて、ゴムベラでよく混ぜ合わせたら型に流し込んでいきます。
⑤蒸し器に入れ、中火で20分ほど蒸らします。竹串を刺して生の生地がついてこなくなったら、取り出して冷ましましょう。お皿に盛り付けたら完成です。

かるかんとは、鹿児島県名産の自然薯をたっぷり使った和菓子のこと!

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かるかんとは、鹿児島県の郷土料理の一つで、たっぷりと自然薯を使って作られた棒羊羹の形をした和菓子のこと。ふわっとした白い見た目が特徴的で、もっちりふっくらとした食感を楽しむことができます。おうちでも作ることができるので、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか?

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