フォカッチャとはどんなもの?実はピザの原型!?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

日本でも馴染みの深いイタリアのパン、フォカッチャ。実はピザの原型にもなっている「パン」ということを知っていましたか?

ここではボ~ノ・イタリア~ノがフォカッチャの特徴や美味しい食べ方について解説。これを読めばフォカッチャへの理解が深まりますよ。

フォカッチャとは?

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そもそもフォカッチャとはイタリア北部の都市ジェノヴァが発祥とされている、平たいパンのこと。イタリア語で「火で焼いたもの」という意味があり、素朴ながら世界中で愛されているパンの一つです。

作り方も簡単で、使うのは強力粉と水、塩、ドライイーストのみ。焼き上げる前に生地にくぼみを作るのが特徴で、ふわふわとした柔らかい食感が病みつきになります。
パンが膨らみ過ぎるのを防ぐために付けられているくぼみですが、ちょうどそのくぼみにオリーブやドライトマトが乗りやすく、お店などではトッピングされたフォカッチャがよく見られます。

ピザの原型!?意外と古いフォカッチャの歴史

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意外にもフォカッチャが料理史に登場するのは早く、その歴史はなんと古代ローマ時代まで遡ります。挽いた穀物と水を混ぜて焼いたものがフォカッチャの始まりとされていて、なんとピザの原型がフォカッチャだという説もあります。確かにトマトやオリーブがトッピングされているところを見ると、ピザの面影を感じさせますよね。

フォカッチャの美味しい食べ方

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フォカッチャは料理のお供としてそのまま食べるのも美味しいですが、王道としてはオリーブオイルを染み込ませたり、ローズマリーやオリーブ、ドライトマトと合わせて食べるのがおすすめ。

また元がシンプルなパンなのでアレンジも自由自在です。サンドイッチとして肉類やレタスを挟むのもいいですし、上にトマトやチーズをトッピングすれば、お手軽なピザとしても楽しめます。

フォカッチャとはイタリアの平たいパンのこと!

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普段当たり前のように食べているフォカッチャですが、実は古代ローマ時代から伝わる伝統的なパンの一種なのです。素朴な味ですが、だからこそ小麦の甘さが感じられるのがフォカッチャの魅力。ぜひお気に入りの食べ方を見つけてフォカッチャを楽しんでみてくださいね。

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