カッペリーニってどんなパスタ?美味しい食べ方は?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説!

みなさんはパスタと言われてどのようなものを思い浮かべますか?人それぞれ浮かべたものは違うと思いますが、実は世界には500種類を超えるパスタが存在していると言われています。その中でも特に細く、冷製パスタにぴったりなのが「カッペリーニ」という極細パスタ。

この記事ではボ~ノ・イタリア~ノがカッペリーニの特徴や、その美味しい食べ方について解説していきます。

そもそもカッペリーニとは?

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カッペリーニとは、数あるロングパスタの中でもとりわけ細いパスタのこと。アメリカではまるで天使の髪の毛のようだと例えられ、「エンジェルヘア・パスタ」の名前でも知られています。カッペリーニは、断面の直径が1.3mm未満のものと定められていて、その細さは日本の素麺並み!

ちなみに、カッペリーニはセモリナ粉(粗挽き粉)とお湯で作られるパスタですが、素麺に使われる材料は小麦粉と食塩水。また、カッペリーニが製麵機に投入して押し出すように作られるのに対し、素麺は生地を細くのばしてカットする麺なので、細さ以外は材料も製造工程も異なる食品なのです。

美味しい食べ方は?

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カッペリーニはその細さから茹で時間が非常に短いのが特徴で、およそ2分前後で茹で上がります。加熱しすぎると溶け出したり千切れたりすることから、冷製パスタとして食べられることが多いですよ。

とりわけトマトベースのさっぱりとしたパスタソースや、オリーブオイルを使ったソースと相性が良く、夏の暑い日や、食欲が出ないときにおすすめです。

もしカッペリーニを温かいパスタとして食べたい時には、あらかじめパスタソースを用意しておいて、茹で上がったらさっと和える程度にするのがポイントです。 本場イタリアではパスタとしてはもちろん、カッペリーニをカリカリに焼いてクリスピーなパイ生地のようにして食べることもあるようです。

カッペリーニとは冷製パスタにぴったりな極細のパスタのこと!

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ロングパスタの中でも特に細いことで知られているカッペリーニ。茹で時間も短いので、ぜひお手軽に作れるパスタとして楽しんでみてはいかがでしょうか。

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