ビスコッティとはどんなもの?美味しい食べ方は?ボ~ノ・イタリア~ノがわかりやすく解説

イタリアの伝統菓子の一つで、ザクザクとした硬い食感が特徴的なビスコッティ。ビスケットの一種ですがその違いがどこにあるのかご存知でしょうか。

この記事ではお菓子マニア編集部がビスコッティの特徴や、美味しい食べ方について解説していきます。

そもそもビスコッティとは?

画像素材:写真AC

ビスコッティとはイタリア中部で生まれた伝統的な焼き菓子の一つ。ラテン語で「2度焼きした」という意味を持つように、薄く焼き上げた生地を一度取り出してから適当な厚さにカットし、再びオーブンで焼くという特徴があります。小麦粉や砂糖で作った生地に、ナッツやイチジクのドライフルーツを加えて焼くのが定番です。

発祥の地であるトスカーナ地方では「カントゥッチ」の名前で親しまれ、19世紀後半には既に食べられていたという記録があります。食べている時の音がまるで歌のように聴こえることから「小さな歌」を意味するこの名前がつけられました。

ビスコッティの美味しい食べ方は?

画像素材:写真AC

ビスケットと比べると、非常にザクザクと噛み応えのある食感のビスコッティ。コーヒーやエスプレッソなどに浸して食べられることが多く、朝から甘いものを食べるイタリア人にとっては定番の朝ごはんの一つです。忙しい朝に火を使わずに食べられるメニューとして親しまれています。
コーヒーを染み込ませることでビスコッティの硬さを和らげられるだけでなく、ビスコッティの甘みが溶け出してコーヒーをマイルドに楽しむことも。

そのほかにもワインと一緒に楽しんだりアイスクリームに添えたりと、さまざまな食べ方ができるのもビスコッティの魅力です。

ビスコッティとは2度焼きしたザクザク食感のビスケットのこと!

画像素材:写真AC

2度焼きしてザクザクと硬い食感が楽しめるイタリアの伝統菓子ビスコッティ。そのままでも美味しくいただけますが、コーヒーが染み込んで柔らかくなったビスコッティも食べやすくてオススメです。通常のビスケットと異なり成形する手間がなく、生地も材料を混ぜ合わせるだけでできるので、ぜひ気軽にイタリアスタイルのおやつを楽しんでみてくださいね。

※画像はイメージです。