そばと鴨ローストのフュージョン!?『国分寺そば』の「冷かけ炙り鴨ローストそば」
鴨ローストといえば、フレンチらしいあっさりとしたメニュー。そばのバリエーションとしては「鴨そば」があり、和風出汁は鴨とも相性が良いのですが…実は鴨のローストをのせると至極のフュージョン料理が完成するのです!
風格ある老舗『国分寺そば』さんが作り出した、そばと鴨ローストを組み合わせたフュージョンそばは、美味しいとこどりの珠玉のメニューとなっています。今回は冷やし麺マニアの冷やし麺’s ナンノが『国分寺そば』さんの「冷かけ炙り鴨ローストそば」をご紹介!
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『国分寺そば』は研究に研究を重ねた「万人受けするそば」を出すお店!
『国分寺そば』さんは、歴史公園として整備されている史跡・相模国分寺跡に隣接した、風格あるそば店。もともとは、そばの乾麺屋として1956年に創業し、1967年にそば店に転換。乾麺屋時代にロール式製粉機を導入していて、開業時より麺は自家製粉・自家製麺しています。
1980年に現店主・市川雅史さんが二代目を継ぐと、お客が求めるそばを研究し、自店のそばをバージョンアップさせてきました。現在は石臼式製粉機のみで製粉を行なっていて、それぞれ異なるタイプの粉を挽き分けています。ブレンドして使用することで、のどごしがよく、香りや味わいのあるそばが特徴。目指すそばは、あくまで自店の幅広い客層に合わせた、“万人受けする”とのこと!
試行錯誤の末に生まれたのが「冷かけ炙り鴨ローストそば」!
もちろん、そばは絶品なのですが、市川さんの自信作である鴨ローストもおすすめ。それをそばと一緒に楽しんでもらいたいと開発したのが「冷かけ炙り鴨ローストそば」です。冷かけそばは通常メニューにはなかったため、夏から秋にかけてさっぱりと食べることができる創作そばとして女性客にも好評!
盛り付けは冷かけということでガラス皿を使用し、見た目も爽やかに。トッピングは、鴨ローストの他は、ねぎ、豆苗、オリーブオイル。味のアクセントとして黒胡椒とレモンを添えて提供します。レモンを渋るとつゆ全体がさっぱりとした風味になり、麺も軽やかな味わいへと変化。柚子胡椒を加えると柑橘系のピリッとした辛味が広がりますよ!
「冷かけ炙り鴨ローストそば」は毎年7~10月ごろに1ヶ月のみの期間限定メニュー!
『国分寺そば』さんは、夏になるとさっぱりとした創作メニューが登場するのですが、「冷かけ炙り鴨ローストそば」は毎年恒例のメニューです。販売する時期は毎年異なるので、もし食べたい場合は、お店に確認してから訪れるようにしましょう。
国分寺そば
住所 | 神奈川県海老名市国分南1-8-35 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O.) 17:00~20:30(L.O.) |
定休日 | 月・火 |
※「近代食堂2020年8月号」に掲載した内容をベースに再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
プロフィール
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夏でも冬でも麺の選択肢は冷やし麺オンリー!冷やし麺だけを求めて各地を飛び回るナンノが、めっちゃおいしい冷やし麺を解説していきますよー。
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