サバイヨンソースとはどんなもの?ふれんちハンターがわかりやすく解説

フランス料理で使用されるサバイヨンソースというものをご存知でしょうか?メニューなどでも見かける機会はほとんどないので、きっと知らない人が大半だと思います。

ここではふれんちハンターがサバイヨンソースとは何なのか、そしてその歴史についても解説していきます。これを読めばフランス料理がより深く楽しめますよ。

そもそもサバイヨンソースとは?

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サバイヨンソースとは卵黄を使用したクリーム状のソースのこと。湯煎にかけた卵黄にワインや水などの水分を加えて混ぜ合わせたもので、フレンチではよく使われるソースの一つです。

シンプルな材料で出来ているので、塩を加えれば料理に、砂糖を加えればデザートにも使えるという万能ソースです。そのまま肉や魚のグリルに添えても美味しいですし、グラタン仕立てにして食べるのにも向いています。

サバイヨンソースの歴史は?

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サバイヨンソースの起源は意外にもイタリアで、元々は卵酒のような飲み物でした。それが時代とともに変化して、現在のようなクリーム状のソースに。
19世紀その技術がフランスに伝わると、サバイヨンソースはより洗練されたソースへと姿を変え、フランス料理でよく見かける万能ソースになりました。

オランデーズソースとの違いは?

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エッグベネディクトに使われていることで知られるオランデーズソース。このオランデーズソースもフランス料理に欠かせない卵黄ソースの一つですが、サバイヨンソースとの違いはどこにあるのでしょうか。

サバイヨンソースが卵黄にワインや水を加えたソースであるのに対して、オランデーズソースは卵黄にバターやレモン果汁を合わせた濃厚ソース。空気が入るように混ぜられてふわふわとした舌触りが特徴です。

料理にもデザートにも使える万能ソース!

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サバイヨンソースとはフランス料理で用いられる、卵を使った万能ソースのこと。メニューに記載されていることはほとんどありませんが、ぜひフランス料理を食べる際には意識してみてはいかがでしょうか。

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