クイニーアマンとはどんなもの?ふれんちハンターがわかりやすく解説

クイニーアマンというフランスの洋菓子をご存知でしょうか。日本では1990年代に流行して、現在も一定のファンがいる人気のお菓子ですが、あまり聞き馴染みのない人も多いでしょう。

この記事ではふれんちハンターが気になるクイニーアマンの特徴やその魅力について解説していきます。

そもそもクイニーアマンとは?

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フランス北西部ブルターニュ地方で生まれた伝統的な洋菓子クイニーアマン。「クイニー」とはブルターニュ地方の言葉で「ケーキ」、「アマン」とは「バター」を指す言葉。その名の通りたっぷりとバターを使った生地は、サクサクとした食感が魅力です。

また、お菓子作りの場合、無塩バターを使うことが多いですが、クイニーアマンの場合は有塩バターをたっぷりと使うのも特徴的です。これはブルターニュ地方の特産品が有塩バターであることが起因していて、甘さの中に程よい塩味もあります。日本ではケーキ屋のほかに、パン屋で菓子パンとして売られることが多い傾向にありますね。

クイニーアマンの歴史

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クイニーアマンが生まれたのは1860年代のブルターニュ地方の小さなパン屋さん。小麦粉が不足していた当時、小麦粉の量を極端に少なくしてパンを焼こうとしたところ、パンとしては失敗だったものの、美味しいケーキができあがった…これがクイニーアマンの始まりと言われています。

本場ブルターニュ地方には大きいホールサイズのものや小さいものまで、さまざまなサイズのクイニーアマンが売られていて、定番商品となっています。

クイニーアマンとはサクサクとした食感が魅力の洋菓子のこと!

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クイニーアマンとは元々パン屋の失敗から生まれたお菓子のこと。バターがたっぷりと入った軽い食感が魅力なのでぜひ見かけた際には試してみてくださいね。

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