オランデーズソースとはどんなもの?ふれんちハンターがわかりやすく解説
エッグベネディクトに欠かせない、あの黄色いソースの正体を知っていますか?マヨネーズに似ているようでいてもっと軽く、コクのあるオランデーズソースは、さまざまな料理に使用される万能ソースです。
ここではふれんちハンターがオランデーズソースの特徴やマヨネーズとの違いについて解説していきます。これを読めばフランス料理にもっと詳しくなれますよ。
オランデーズソースとは?
そもそもオランデーズソースとは、卵黄にバターやレモン果汁を混ぜ合わせたソースのこと。フレンチの5大ソースの一つであり、17世紀には既に似たようなソースが既に料理に用いられていたという記録もあります。
マヨネーズとの違いは?
オランデーズソースもマヨネーズも卵黄にレモン果汁や油分を加えて乳化させるという点では一緒ですが、一番の違いは使う油分の種類とその量にあります。
オランデーズソースがバターを使ってコクを出すのに対して、マヨネーズでは植物油を使います。量も前者はあくまで香りづけ程度なのに対して、マヨネーズは卵黄の10倍以上の量の油を使用しているので、かけ過ぎには注意が必要です。
また空気を含ませるように混ぜたオランデーズソースはふわふわとした舌触りであるのに対して、マヨネーズはご存じの通りもったりとした感触。空気を含ませたオランデーズソースは出来上がりが美味しさのピークとされています。
どんな料理に使う?
オランデーズソースは、卵黄とバター、レモン果汁といったシンプルなソースのため、フレンチに限らずあらゆるジャンルで使えるソースです。
最も積極的に使われているのが冒頭でもご紹介したエッグベネディクト。またシンプルに茹でたアスパラにかけて食べる方法も主流で、フランス料理のお店でもよく見かける一品です。
魚や肉のグリルにかけてみたり、カルボナーラのソース代わりに使ってみたり、パンケーキにかけてベーコンと一緒にいただくのもおすすめです。
オランデーズソース=卵黄を使った濃厚なソース!
レストランなどでよく見かけるものの、どういうものか気にせず食べていた人がほとんどだと思います。オランデーズソースは実はマヨネーズと製法のよく似た、フランス料理の基本のソース。卵黄とバターの香りが魅力の濃厚ソースは子供から大人まで楽しめる味わいなのです。
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