アントレとはどんなもの?オードブルとの違いは?ふれんちハンターが分かりやすく解説

フランス料理のメニューでよく見かける「アントレ」。なんとなく意味を理解していても、オードブルとの違いを説明できる人はそう多くないでしょう。

ここではアントレの意味や、オードブルとの違いをふれんちハンターがご紹介していきます。これを読めばアントレが手軽に理解できるようになりますよ。

そもそもアントレとは?

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アントレとはフランス語で「入口」という意味を持つ言葉。そのためフレンチレストランではメインディッシュに入る前、つまり「前菜」を指す言葉としてよく使われています。

冷前菜は「アントレ・フロワード」、温前菜は「アントレ・ショード」といった具合に用いられ、お店によって表記もさまざまです。

アントレとオードブルの違いは?

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フレンチの世界には同じく「前菜」を意味する「オードブル」という言葉があります。アントレと表記するかオードブルと表記するかはお店によりますが、実はこの2つには違いがあります。

現在のフレンチの一般的なコース構成は前菜、魚料理、肉料理、デザートという流れ。しかしかつては魚料理と肉料理の間にもう1品肉料理が提供されていた時代があり、それをメインディッシュの前の料理、アントレと位置付けていました。

そのためアントレとは必ずしも「軽い前菜」とは限らず、お店によってはなかなかのボリュームで提供している場所もあります。もしアントレを注文するなら「どのくらいの量ですか」とお店の人に尋ねるのが確実でしょう。

北米における「アントレ」

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ここまで「アントレは前菜」と証明してきましたが、実は北米における「アントレ」はまた別の意味を持ちます。これがまた非常に厄介で、北米では「アントレ」を「メインディッシュ」とする場合が大半。

これは古典的なフランス料理のルールがそのまま定着したという説もあり、アメリカでは前菜を「スターター」としています。アメリカ料理店でメニューにスターターとアントレが両方書かれていた場合、まず間違いなくアントレはメインを指しているので覚えておくといいでしょう。

「アントレ」はお店によって意味が異なる!

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宮廷料理を原型とするフレンチ。今もフレンチは品数が多いというイメージがありますが、昔はそれ以上にたくさんの料理が提供されていました。

今は「前菜」として扱われることが多いですが、クラシカルなフレンチレストランや、そういったお店で修業をしていたシェフがやられているお店では「アントレ=重たい料理」としているところもあります。

「アントレは前菜もしくはそれよりも重たい料理」これを知っていれば、いざフランス料理店に行った時も安心ですね。