コンフィチュールとはどんなもの?ジャムとの違いは?ふれんちハンターがわかりやすく解説

コンフィチュールという言葉を聞いたことがありますか?オシャレなカフェやフレンチレストランなどに行くとしばしば見かける単語ですが、一体何のことなのか分からない人も多いでしょう。

ここではふれんちハンターがそんなコンフィチュールについて解説。よく似た存在であるジャムとの違いにも触れていきます。

コンフィチュールとは?

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コンフィチュールとは果物と砂糖を煮詰めた、いわゆるジャムのようなもの。フランス料理には「コンフィ」という低温の油でゆっくりと煮込んだ保存食がありますが、「コンフィチュール」の語源はその「コンフィ」から来ています。

ジャムと同様に長期保管が可能で、パンやクラッカーにつけたり、ヨーグルトに合わせることもあれば、フォアグラに添えてソースのように楽しむこともあります。

ジャムとの違いは?

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コンフィチュールとジャムに明確な違いはほとんどありません。ただ一般的にコンフィチュールのほうが果肉感が残っていて、さらりとした食感。ジャムはゼリー状になるまで煮詰められ、果物の原型をとどめていないことが多いです。

また日本の商品規格ではジャムの糖度は40度以上と定められており、コンフィチュールより使われている砂糖の量が多いのも特徴です。コンフィチュールのようにさらりとしたものを作りたいなら果物の量に対して砂糖は20%ほど、ジャムなら果物と同量の砂糖が必要です。

コンフィチュールとはさらりとした甘さ控えめのジャムのこと!

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あまり聞き馴染みのないコンフィチュールという言葉。食感や砂糖の量に違いはありますが、「コンフィチュール=ジャム」と覚えておけば問題ありません。

ジャムと言えばパンやヨーグルトに合わせる食品というイメージが強いかもしれませんが、本場ではソースの隠し味などでも使われるもの。ぜひレストランなどで見かけた際には注文してみてくださいね。

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