培養肉とはどんなもの?フードテック教授がわかりやすく解説!

皆さんは培養肉という言葉を聞いたことはありますか?一見驚くような名前ですが、もしかしたら近い未来には当たり前の存在になっているかもしれません。

ここではフードテック教授が培養肉とはなにかを解説していきます。

そもそも培養肉とは?

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培養肉とは、牛や豚などの動物から取り出した細胞を培養して作る代替肉のことです。
2013年に世界初の培養肉で作ったハンバーガーの試食会が行われ、話題になりました。牛から取り出した数センチの組織をシャーレで培養し、ミンチ肉を作ることに成功したのです。

現在は日本を含む世界各国で培養肉の研究が行われていますが、培養肉がこれほど注目されている理由は、培養肉がさまざまな問題を解決する可能性を秘めているため。
まず、家畜を育てて食べるという通常の食肉には、いくつかの問題点があります。例えば、家畜を育てるために大量の水や穀物が必要であったり、広大な放牧地を確保するために森林伐採が行われているのです。また、フードロスや倫理的な問題なども話題になりますよね。

しかし培養肉が普及すれば、食肉が抱えているこのような問題の解決繋がります。ですからSDGsの必要性が高まる現在、培養肉は大きな可能性を持っているんですよ。

培養肉に課題はある?

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しかし、培養肉にももちろん課題がありあます。
先ほどの「世界初の培養肉ハンバーガー」の価格は、研究費などを含めるとなんと3000万円以上!現在では研究が進み、ハンバーガー1個1400円ほどとかなり価格は下がりましたが、それでも普通のハンバーガーと比べればまだまだ高価ですよね。

また、ハンバーガーに使われる培養肉はミンチ状ですが、ステーキのような立体的で大きな塊を作るにはまだ課題が残っています。

培養肉とは動物の細胞から作る肉のこと!

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培養肉とは、動物の細胞を培養して作る肉のこと。まだ遠い存在のように感じるかもしれませんが、一部の国ではレストランで培養肉が食べられるほど、どんどん身近な存在になってきているんですよ。
皆さんも近い将来、培養肉を食べる日が来るかもしれません!

※画像はイメージです。

プロフィール

フードテック教授
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食とテクノロジーの融合、すなわちフードテック……。テクノロジーによって、食はいま驚くような変化を遂げている……。天才科学者の私が、食に関する知られざる最新情報を語っていこう……。
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