ファヒータとはどんなもの?タコスやブリトーとの違いは?フードマニア編集部がわかりやすく解説!
みなさんは「ファヒータ」という料理をご存知ですか?「トルティーヤ生地で具材を巻いた料理」とすぐに出てきた方は、かなりのグルメ好きかもしれませんね。しかし、同じトルティーヤを使ったタコスやブリトーとの違いを聞かれると、なかなか答えるのが難しいかと思います。
この記事ではフードマニア編集部が、ファヒータの特徴や、タコスやブリトーとの違いについて解説していきます。
そもそもファヒータとは?
ファヒータとは、グリルした野菜や肉をトルティーヤ生地で巻いたテクスメクス料理の一つ。肉の食べ応えの良さとスパイスの風味が魅力で、サワークリームやサルサソースなどをかけて食べるのが定番です。
そもそもテクスメクス料理とは、「メキシコ風アメリカ料理」のこと。メキシコと国境を接するアメリカ南部の地域では、チリやトウモロコシを使ったメキシコらしい料理が多く見られます。ファヒータもそのうちの一つで、トウモロコシの粉で作ったトルティーヤ生地を用いているのが特徴。メキシコの代表的な料理タコスやブリトーとよく似ていますよね。
「ファヒータ」はスペイン語で「帯」や「ベルト」を意味する言葉。転じて、元々は牛ハラミを使った料理でした。今では部位や種類に限らず、豚肉や鶏肉、エビで作ったレシピも多く見られます。食材の組み合わせも自在のため、作り手によって印象がガラリと変わるメニューです。
タコスやブリトーとの違いは?
では同じくトルティーヤ生地を使ったメキシコ料理、タコスやブリトーとの違いはどこにあるのでしょうか?
まずはタコスとの違いから。こちらは使われる肉の形状と、トルティーヤの使い方に違いがあります。一般的にファヒータはカットしたステーキ肉を使う料理ですが、タコスではひき肉が使われることがほとんど。また、トルティーヤ生地もファヒータでは具材を巻くように使うのに対し、タコスでは包むというより、2つ折りにして挟んで食べるんですよ。
ちなみにブリトーは、ファヒータと同様に具材を巻いて食べる料理なので、より違いが分かりにくいですよね。しかし、ファヒータで使われるトルティーヤ生地がトウモロコシの粉でできているのに対して、ブリトーに使われるものは小麦粉で作られます。生地自体もファヒータのほうが小さいので、そこが両者の大きな違いとなっています。
ファヒータとはグリルした野菜と肉をトルティーヤで巻いた料理!
ファヒータとは、トルティーヤで肉や野菜を巻いたテクスメクス料理の一つ。おにぎりのように好きな具材を挟めるので、ぜひ好みの食材を使ってオリジナルのファヒータを作ってみてくださいね。
※画像はイメージです。
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