カフェ・オ・レはいつ開発された?その歴史をカフェマニアが解説
カフェの定番メニューであるカフェ・オ・レは薬として家庭に広まったって知っていますか?
ここではカフェやコーヒーに関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部がカフェ・オ・レの発祥を解説。もっとコーヒーについて詳しくなりたい人におすすめ!
カフェ・オ・レは薬として開発された?
カフェ・オ・レはフランスの医師、シュール・モニン氏が1685年に薬として用いたと伝えられています。
17世紀のフランスでは、コーヒーは苦い飲み物とされていました。当時のカフェ・オ・レはボウル一杯の牛乳を沸かして、ボウル一杯のコーヒー粉とボウル一杯の砂糖を加えて煮たもの。コーヒーの苦味を抑えるためとはいえ、濃くて苦くて甘い飲み物のよう。これだけ砂糖を加えたら、カロリー的に元気になったでしょう。まさに「良薬口に苦し」で、苦いことが効き目が高そうな先入観を与えてくれたかもしれません。
とはいえ、カフェ・オ・レが初めて牛乳を混ぜたコーヒーだったというわけではない
ちなみに、初めてコーヒーにミルクを入れたのは、中国にオランダ大使として滞在していたニューホフ氏で1660年頃のこと。あるとき、ミルクティーの代わりにコーヒーにミルクを入れたのが最初とされています。
※画像はイメージです
※「食事が楽しくなる 会話が広がる おいしいクイズ111」に掲載した内容を再編集しています
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