地中海の独特なスパイス、「ケッパー（ケイパー）」とは？風味は？使い方は？お宝食材探検隊が詳しく解説！

皆さんはケッパーという食材をご存じでしょうか。あまり聞きなれない方も多いかと思いますが、実はスーパーでも売っているんですよ。特にイタリア料理やフランス料理などに重宝されるスパイスなんです。

この記事では、お宝食材探検隊がケッパーの風味や特徴について、詳しく解説していきます。

そもそもケッパーとは？

ケッパーとは、地中海沿岸に自生するフウチョウボク科の木のこと。料理においてのケッパーとは、その木のつぼみのことを指し、酢漬けや塩漬けにされたものがスパイスとして使われます。

ケッパーの味は？

ケッパーは、独特の香りを持ち、辛みがあって料理の味を引き立ててくれます。日本のスーパーなどで売られているものは、主に酢漬けや塩漬けにされたものが一般的。これらは料理に酸味や塩味を加えてくれます。

ケッパーの食感は、ぷちぷちとしていて料理のアクセントとしてもグッドです。料理の味に深みを出したり、彩りを加えるためにも使われるんですよ。

ケッパーの使い方は？

日本では馴染みが浅いケッパーですが、ヨーロッパでは頻繁に使われています。相性がいい料理をいくつかご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

「パスタに加える」

パスタと言えばイタリアですが、ケッパーはイタリアはもちろん、地中海を中心に自生しているためとてもよく合いますよ。例えばプッタネスカには、トマトとアンチョビの旨味にケッパーの爽やかな風味が欠かせません。

他にも、アラビアータやペスカトーレ、シンプルにオリーブオイルとにんにく、そこにケッパーを足すだけでも非常に美味しくなるのでパスタとケッパーは相性が抜群なんです。

「魚料理に加える」

例えば、スモークサーモンのマリネでしたら、これに加える薬味としてはケッパーが一般的です。他にもアクアパッツァにもケッパーがよく使われます。どちらも魚の旨味とケッパーの食感・風味が非常にマッチして、より一層美味しく仕上がるんです。

「サラダに加える」

シンプルにサラダに加えるのもよいです。ケッパーの食感は特徴的なので、アクセントとしてもよいですし、香りも足されるので、また違ったテイストが楽しめてオススメです。

ケッパーは、活躍の場が多い重宝されるスパイス！

ケッパーと相性がいい料理を様々ご紹介しましたが、もちろん他の料理にも使える万能なスパイスです。スーパーなどで簡単に手に入るので、これを機にぜひ試してみてくださいね。

※画像はイメージです。