モーニングの発祥はどこ?カフェマニアが解説

日本全国の都道府県の中で、喫茶店に支払う金額が最も多いと言われるのが岐阜県。喫茶王国・愛知県や岐阜県では「モーニング」が盛んですが、実はモーニング発祥の地は実は愛知県なんです。

ここではカフェやコーヒーに関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部がモーニングの発祥について解説。もっとコーヒーについて詳しくなりたい人におすすめ!

モーニングの発祥地は愛知県!その理由は?

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実は愛知県の一宮市です。繊維の町として栄えた一宮には繊維工場が数多くあり、工場からは大きな音が出るので、商談や打ち合わせなどの話がしにくいことから応接室の機能も求められたのが喫茶店でした。そんな時、朝、コーヒーを注文したお客さんにトー ストや茹で卵を無料で付けて提供したのがモーニングの始まりだと言われています。

なお一宮では毎年「一宮モーニング博覧会」という、喫茶店のモーニングを食べ歩くスタンプラリー形式のイベントも開催されています。

一宮はモーニング発祥の地だけあって喫茶店の数が豊富

ちなみに、一宮市には喫茶店が何軒あるかというと……なんと約700軒。あのマクドナルドの国内店舗の総数が約3000店ですから、驚きの数字ですね。

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※「食事が楽しくなる 会話が広がる おいしいクイズ111」に掲載した内容を再編集しています