グリーンアスパラガスとは?ホワイトアスパラガスとの違いは?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

いろいろな料理に使われているアスパラガス(以下アスパラ)。その種類は二種類あって、グリーンアスパラとホワイトアスパラに分かれていますよね。この二つ、一体どんな違いがあるのでしょうか?正解はずばり、栽培方法の違いにあるんです!

この記事ではフードマニア編集部が、グリーンアスパラとホワイトアスパラの違いについてわかりやすく解説していきます。

そもそもアスパラガスとは?

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アスパラガスは元々、オランダから観賞用として日本にやってきました。その後、大正時代には食用として本格的な栽培が始まっていきます。当時は、欧米への輸出缶詰に使用するホワイトアスパラを栽培するのがメインでした。というのも、欧米ではホワイトアスパラのほうが人気が高かったんですって。

その後、日本国内でも食べられるようになり、食卓をにぎわせるようになりました。

グリーンアスパラとホワイトアスパラの違いとは?

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グリーンアスパラは春先から芽が出始め、秋まで収穫することができます。太陽の光をいっぱいに浴びて育つため、光合成によって葉緑素が緑色になるんですよ。その分栄養価が高く、カロテンが多く含まれています。

栽培、収穫量は北海道がダントツトップです。これは、アスパラが冷害にも耐えられる強い品種だったからともされています。

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対してホワイトアスパラは、芽が出る春先に土を盛り、芽を日に当てないようにして伸ばして育てる軟白栽培(白く柔らかく育てること)を行います。完全にフィルムで遮断して育てる方法もあるんですって。

ほんのりと甘みがあって青臭さがないのが特徴。流通量が少なく、値段が少し高いのが特徴です。

二つは栽培方法が違いますが、実は品種には違いがないんです!育て方一つで見た目や味わいが変わるなんて面白いですよね。

グリーンアスパラとホワイトアスパラの違いは、栽培方法にあった!

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グリーンアスパラとホワイトアスパラは実はどちらも同じ品種で、栽培方法に違いがあったんです。グリーンアスパラは日光に当てて育て、ホワイトアスパラは日光を当てないように育てるんですね。ぜひ二つを食べ比べてみてはいかがでしょうか?

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