カルダモンとはどんなスパイス？カレーマニアが解説
カルダモンはカレーづくりに使用されるスパイス。カレーのスパイスとしてはどのような効果があるのでしょうか？
ここではカレーに関する本を多く出版してきたカレーマニア編集部がカルダモンについて解説していきます。カレーに詳しくなりたい人におすすめ！
スパイスとしてのカルダモンとは？
ショウガ科で原産地はインド。完熟前の緑色の種実を乾燥させたもの。グリーンカルダモンとブラックカルダモンがあります。カルダモンは柑橘を思わせる爽やかな香りと独特の甘さがミックスされたエキゾチックな香りを放ち、「スパイスの女王」とも呼ばれます。ホール（原料のままの状態）とパウダーがありますが、カレーには主にホールを使うことが多い傾向に。
昔のインドでは、泌尿器系の不快感を取り除く薬として使われていました。さらに口臭を抑える効果も。加えて芳香性健胃整腸剤として消化を助ける働きもあります。
カルダモンはカレーの香りを作るスパイス
「スパイスの女王」とも呼ばれるほどに芳醇な香りが素晴らしいカルダモン。スパイスを知るとカレーがより奥深くなりますね。手作りでもお店のカレーでもぜひカルダモンに注目してみてください。
※画像はイメージです
※「カレー大全」「プロに学ぶ新カレー教本 人気21店の作り方・考え方」に掲載した内容を再編集しています
