肉骨茶(バクテー)とはどんなもの?発祥地はどこなの?フードマニア編集部がわかりやすく解説
皆さんは「肉骨茶(バクテー)」という料理を聞いたことがありますか?スペアリブなどの骨付き肉を、漢方薬とハーブで煮込んだ料理のことで、ホロっとしたお肉の食感とさっぱりとしたスープが特徴なんです。その発祥はマレーシアかシンガポールかで定かではなく、2つの国によって味付けが違うんですよ。
この記事では肉骨茶の特徴や味付けの違いについて、フードマニア編集部がわかりやすく解説していきます。
そもそも肉骨茶とは?

肉骨茶(バクテー)とは、スペアリブなどの骨付き肉を、漢方薬とハーブとともに煮込んだしょうゆベースのスープのこと。中国語で肉骨は「豚肉」、茶は「スープ」を意味するんですね。白米に肉骨茶のスープを食べてかけるのがポピュラーな食べ方。私達にはなじみ深い食べ方なんですね。
バクテーの作り方は?

漢方薬を使わない簡単なバクテーは、材料があればおうちでも作ることができますよ。材料はスペアリブ、にんにく、鶏がらスープの素、ブラックペッパー、塩コショウ、水。
大きめの鍋に人数分の水を張り、塩コショウ以外を鍋に入れて火にかけます。1時間半~2時間ほど煮込み、塩コショウで味を整えたら完成です。
発祥地はマレーシア?それともシンガポール?

肉骨茶の起源はどちらにあるかは不明で、明確になっていません。しかし、2つの国の肉骨茶には系統による違いがあるんです。
マレーシアは福建系が主流で、スープに漢方薬やスパイスを使い、醤油で味付けすることから濃い黒色をしているのが特徴です。一方、シンガポールは潮州系が主流で、胡椒とにんにくがベースのホワイト系スープが特徴なんですって。
肉骨茶とは、スペアリブなどの骨付き肉を漢方薬やハーブで煮込んだスープのこと!

肉骨茶(バクテー)とは、スペアリブなどの骨付き肉を漢方薬やハーブで長時間じっくり煮込んだスープのことで、マレーシアとシンガポールでは系統による味付けの違いがあるんです。2つのバクテー、飲み比べてみたいものですね。
※画像はイメージです。
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