練乳(コンデンスミルク)とはどんなもの?栄養があるって本当?ぎゅうぎゅうミルクがわかりやすく解説
皆さんは練乳を食べたことがありますか?食べるというよりもかける、という表現でよく使われる練乳ですが、いったいどんなものなのか意識して使う方はきっと少ないはず。
そこでこの記事ではぎゅうぎゅうミルクが、練乳の特徴をぎゅぎゅっと紹介していきます。
そもそも練乳とは?
とても甘みがあってとろりとした見た目が特徴で、クリーム色が食欲をそそる練乳。これは牛乳に糖分を加えて濃縮した乳製品のことを言います。英語では「コンデンスミルク(condensed milk)」と言いますよ。
牛乳の濃厚な風味とコクのある甘さが特徴で、日本ではイチゴやかき氷にかけて食べるのが主流ですよね。
でも、実は練乳の発祥地であるアメリカでは、コンデンスミルクと言えば無糖練乳なんです。アメリカで購入したコンデンスミルクをなめてみた日本人は驚くんだとか。
この無糖か加糖かのお話ですが、日本には練乳に二つの種類があって、それぞれ加糖練乳と無糖練乳に分類されます。コンデンスミルクは加糖練乳の一つで、無糖練乳はエバミルクと呼ばれています。どちらも牛乳を濃縮したものに変わりはなく、糖が入っているかどうかが違うだけなんですね。
つまり、アメリカのコンデンスミルクは無糖ですが、日本のコンデンスミルクは加糖でぎゅぎゅっと甘いのです。
練乳のカロリーと栄養は?
甘みが強い練乳は、牛乳と砂糖を混ぜて濃縮したものなので、カロリーは高くダイエットには向きません。練乳をかけたいけれどカロリーが高いのはいや!という方は、低脂肪牛乳と砂糖を煮詰めて手作りするとカロリーオフになりますよ。
主な栄養成分はカルシウム、ビタミンB2、パントテン酸。カルシウムは歯や骨を健康に保つ以外にも、心臓や筋肉の収縮を調整する役割があります。イライラの緩和にも効果的ですよ。ビタミンB2は脂質の代謝をサポートする働きをしてくれ、アンチエイジング効果も期待できます。パントテン酸は糖質やたんぱく質の代謝をサポートしています。ストレスを和らげる効果も期待できますよ。
練乳の作り方は?
練乳の作り方は簡単。材料は牛乳200mlと砂糖45gだけ。
厚手の鍋に牛乳と砂糖を入れたら中火にかけ、沸騰したら弱火にして木べらでとろみがつくまでじっくりと煮詰めます。
このとき、冷めると固まるので市販のものよりさらりとした状態で仕上げるといいですよ。お手軽なので、ぜひおうちでも作ってみてくださいね。
練乳とは、牛乳に砂糖を入れて凝縮したもの!
練乳とは、牛乳に砂糖を入れて濃縮したとろりとしたクリーム色のソースのこと。日本の練乳(コンデンスミルク)は甘いですが、アメリカでのコンデンスミルクは無糖だと覚えておくと面白いかもしれませんね。
いちごやかき氷にかけておいしい練乳は、ご家庭でも簡単に作ることができます。ぜひ、オリジナルの練乳を作ってみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
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