セビーチェとはどんなもの?マリネとの違いは?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

インターネットなどで気軽に各国の料理が食べられる時代。今日はどんな料理を食べようかと調べている時に、聞き馴染みのない料理名が出てくることも多いですよね。

今回は日本から遠く離れた南米の国ペルーで伝統的に食されている、セビーチェという料理についてフードマニア編集部が解説していきます。

そもそもセビーチェとは?

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セビーチェとは南米ペルー発祥の料理の一つ。新鮮な魚介と野菜をピリ辛の調味液に漬けたもので、「世界一有名な郷土料理」に選ばれたこともあるほど、いまや世界中で食されている料理なのです。その発祥は諸説ありますが、スペイン人がアメリカ大陸にやって来た1500年頃に、当時スペイン人が持ち込んだ「マリネ」の技術を使って作られたのが始まりだとされています。

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生の魚介類を使ったセビーチェは、生食を好む日本人にもピッタリの味。レモンや塩、唐辛子、ハーブ、玉ねぎなどと合わせて、爽やかな風味に仕上げられます。暑い時期に夏バテ防止として食べるとおすすめです。
使われる食材としては、ヒラメなどの白身魚、エビ、タコ、ホタテなどが定番です。レモンやハーブなどが魚の臭みを取ってくれるので、刺身が苦手という人にも比較的食べやすい料理かもしれませんね。

マリネとの違いは?

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一見セビーチェとそっくりなマリネですが、両者にはどのような違いがあるのでしょうか。

そもそもマリネとは、調味液に食材を漬けるという「調理法」のこと。フランス語で「海」を意味する「マリン」が語源になっていて、元々は食材を海水に漬けておく保存方法のことを言いました。つまり調味液に漬けて食べられるセビーチェも、マリネという技術を用いて作られた料理と言えます。

セビーチェとは魚介のピリ辛マリネのこと!

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メニューなどで見かける機会は多いものの、どんな料理なのか分からないものって多いですよね。是非興味を持った方は、南米のピリ辛マリネであるセビーチェを頼んでみてはいかがでしょうか。

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