ロシアンティーとはどんなもの？カフェレス子がわかりやすく解説！

皆さんはロシアンティーをご存知でしょうか？イギリスとはまた違った、ロシアならではの紅茶の飲み方があるんですよ。日本でロシアンティーを飲んだことがある方も、本場ロシアの飲み方とは少し違うかもしれません。

この記事ではカフェレス子が、ロシアンティーの特徴や、ロシアの湯沸かし器「サモワール」について解説していきます。

そもそもロシアンティーとは？

ロシアンティーとは、紅茶をイチゴやカシスのジャム、ウォッカなどと一緒にいただく、ロシア流の紅茶の飲み方のこと。
濃いめに煮出したストレートティーを、サモワールという湯沸かし器でたっぷりと沸かしたお湯で薄めて飲みます。

日本でのロシアンティーは紅茶にジャムを入れて飲むスタイルが多いですが、実は本来、ジャムは別に添えて舐めながら紅茶を飲むのが一般的なんです。
その理由は、ジャムを直接入れると紅茶が冷めてしまうからだと言われています。

ロシアンティーに欠かせないサモワールとは？

ロシアンティーを淹れるのに欠かせないのは、先ほども少し触れた「サモワール」。ロシア特有の金属製湯沸かし器のことです。
サモワール内部の中心で火が焚ける構造になっており、その周りのポット部分に水を入れてたっぷりのお湯を沸かします。その上にティーポットを置き、濃いめに紅茶を煮出しておくんです。お湯が沸いたら濃いめの紅茶に注ぎ、好みの濃さに薄めます。

サモワールを囲んで暖をとりながらお茶を飲むというのも、ロシアでの紅茶の楽しみ方なんですよ。

ロシアンティーはジャムと一緒に紅茶を楽しむ！