和三盆とはどんなもの?どうやって作られる?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

皆さんは和三盆という食材を聞いたことがあるでしょうか?あまり聞き馴染みがないかもしれませんが、和菓子に使われる伝統的で貴重な砂糖なんですよ。

この記事ではお宝食材探検隊が、和三盆の特徴や製造方法についてわかりやすく解説!

そもそも和三盆とは?

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和三盆とは、サトウキビを煮詰め、最後に人の手で研いで作る伝統的な砂糖のこと。徳島県と香川県の特産品で、落雁(らくがん)などの打ち物に使われることが多い砂糖ですよ。

通常の白砂糖との違いは、ずばり色と香り。上品な香りに色は淡いクリーム色で、口に含むとすっと溶ける非常に珍しい砂糖です。
手作業であることと、最近では製造所が少なくなっていることにより価格は高いですが、そのぶん味わいは格別。その独特の風味や味は、他の砂糖とは類を見ないと言われるほどなんです。

他の砂糖との作り方の違いは?

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和三盆がこのように格別の砂糖となるのは、6段階ある製造過程のうち、「蜜抜き」と呼ばれる手作業の工程によるもの。この蜜抜きには「押し」と「研ぎ」があり、これを6日間繰り返して精製します。「研ぎ」では熟練の職人が桜の木の研ぎ槽で、手で水を加えつつ押すように練るんですよ。

この手作業の工程が和三盆特有の味わいを生み、同時に他の砂糖にはない細かい粒子を作り出しているのです。

和三盆は手作業で研ぐ砂糖!

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和三盆は、煮詰めたサトウキビを手作業で研いで作るため、他の砂糖にはない風味や味が生まれます。製造に手間がかかるため値段は高価ですが、その味を求めるファンも多いんですよ。
皆さんもぜひ、和三盆を使ったお菓子を食べてみてくださいね。

※画像はイメージです。
※「料理と食シリーズ NO.15和菓子 甘味メニュー」に掲載した内容を再編集しています。